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英語ライティング力を鍛えよう!「名詞の後置修飾」の考え方のポイント

英語のライティング力を鍛えていく上で、「名詞の後置修飾」はおさえるべき大切なトピックの一つです。今回は、4つの項目に分けてその考え方のポイントについてお話したいと思います。

「名詞の後置修飾」ってなに?

例えば、「壊れた(壊された)腕時計」は英語では“a broken watch”と言います。brokenは腕時計という名詞の状態を表す修飾語になるのですが、単体で使用する場合は名詞の前に置きます。

しかし、これが「トムに壊された腕時計」というように、修飾語が2語以上になる場合、英語では“a watch broken by Tom”というように修飾語を名詞の後に置きます。これを、名詞の後置修飾と言います。

名詞の後置修飾のタイプは、大別して前置詞句、不定詞、現在分詞、過去分詞の4つあるので、それぞれに分けて見ていきましょう。

1:前置詞句

前置詞(on、in、at、for、among、behind、withなど)を用いた前置詞句は、名詞を後置修飾する代表選手と言えます。

  • The book on the desk is mine.

机の上の本は、私のです。)

  • People in the room are playing cards.

その部屋の中の人々は、トランプをしています。)

2:不定詞

不定詞(to+動詞の原形)の形容詞的用法は、名詞を後置修飾します。中学で最もよく使われるのは、something to eat(食べるための何か=食べ物)やsomething to drink(飲むための何か=飲み物)です。somethingは、抽象名詞の一つです。

  • Let's get something to eat.

食べるための何かをゲットしましょう→何か食べましょう。)

その他、time(時間)やhomework(宿題)、work(仕事)などの名詞もよく不定詞によって後置修飾されます。

  • It's time to go to bed.

寝るための時間です→もう寝る時間ですよ。)

  • I have a lot of homework to do.

(私はするべき宿題がたくさんあります。)

3:現在分詞

まず、下の例文を見て下さい。

  • Look at that boy. He is sleeping under the tree.

(あの男の子を見て。彼は木の下で眠っています。)

“be動詞+ing形”は現在進行形で「~している」という意味でしたね。中学2年までの文法力であればこうやって2つに分けて表現するしかないのですが、分詞を使えば「木の下で眠っているあの男の子を見て。」と1文にまとめることができます。

どうするかというと、2文目に出てくる主語とbe動詞を外して、そのまま1文目につなげるのです。

  • Look at that boy sleeping under the tree.

木の下で眠っているあの男の子を見て。)

be動詞とセットで使われているing形は現在進行形ですが、上のようにbe動詞なしでそのまま名詞の後に続いているing形は現在分詞と言います。「~している」という意味合いは変わりませんが、名詞のすぐ後ろに来て後置修飾していることが分かってもらえると思います。

4:過去分詞

次に、下の例文を見て下さい。

  • I have a book. It was written by Natsume Soseki.

(私は1冊の本を持っています。それは夏目漱石によって書かれました。)

“be動詞+過去分詞形”は受動態で「~された」という意味でしたね。これも受動態までの文法力であればこうやって2つに分けて表現するしかないのですが、分詞を使えば「私は夏目漱石によって書かれた本を1冊持っています。」と1文にまとめることができます。

どうするかというと、先ほどと同じように、2文目に出てくる主語とbe動詞を外して、そのまま1文目につなげるのです。

  • I have a book written by Natsume Soseki.

(私は夏目漱石によって書かれた本を1冊持っています。)

be動詞とセットで使われている過去分詞形は受動態ですが、上のようにbe動詞なしでそのまま名詞の後に続いている過去分詞形は過去分詞と言います。「~された」という意味合いは変わりませんが、名詞のすぐ後ろに来て後置修飾していることが分かってもらえると思います。

勉強のポイント

「名詞の後置修飾」をマスターしてライティング力を鍛えるためには、上で挙げた以外にも参考書に載っている例文に目を通してみて、よく使われる形をまずしっかり頭に叩き込むことです。

型が身に付けば、自然と応用力がつきます。例えば、上記の“I have a lot of homework to do.”の型を覚えていれば、「私はするべき仕事がたくさんあります」とか「私はするべき仕事が全くありません」とかいった英文も、語彙だけ少し変えれば書けるようになります。

おわりに

「名詞の後置修飾」といえば聞こえは大仰な感じですが、普段から何気なく英文で出てくる形ですので、これからは意識して取り組むようにしましょう。

(image by 足成)

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