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    覚えておきたい!こども保険の基礎知識

    子供が生まれると、喜びや笑顔が増えます。それと同時に、子供が自分の手を離れるまでの間の出費も増えますよね。中でも、教育費はポンと簡単に用意できる金額ではない場合が多いと思います。

    今回は、子供にかかる費用(教育費)の準備をする際に便利なこども保険についてご説明します。

    本記事は、ソニー生命のご協力により、2013年に執筆されたものです。

    「預貯金」と「こども保険」の違い

    子供にかかる費用(教育費)を貯めるという目的では、預貯金もこども保険も同じもののように見えますが、その中身はやはり違うものです。

    預貯金は払い込みを続けなければいけない

    例えば、子供の大学入学までに決まった額を貯めることにします。その際、途中で万一のことが起こった場合、預貯金は目標額に達する前に貯蓄をすること自体が難しくなってしまうかもしれません。

    こども保険は目標額を受け取れる保障がある

    一方、保険会社によって保障内容に若干の差異はあるものの、ほとんどのこども保険は万一のことが起こった場合、以後の保険料の払込が免除され、満期時の保険金を受け取ることができるという保障がついています。

    保険料の払込の免除は、契約時に一括払いした場合を除きます。

    こども保険の保障内容

    こども保険で設定されている主な保障の内容を、下記にまとめてみました。

    満期時に満額の保険金が受け取れる

    ほとんどのこども保険にある保障です。契約者に万一のことが起こった場合、以後の保険料の払込が免除され、満期時に満額の保険金を受け取ることができます。

    医療保障

    子供自身が病気や怪我などで入院・通院した場合の医療保障です。ほとんどは特約をつけた場合に反映されます。

    死亡給付金

    子供自身、または契約者が亡くなった時に、死亡給付金が出ます。

    育英年金

    契約者が亡くなった場合、満期期間までの育英年金が出ます。こちらは特約としてつけるタイプもあります。

    それぞれのこども保険の詳しい保障内容については、各生命保険会社等にお問い合わせください。

    こども保険のタイプ

    こども保険の保障の内容は保険会社によって異なり、大きく2つのタイプに分けられます。

    下記2つのどちらのタイプの保険を選ぶかは、家庭の事情や考え方、契約者がすでに加入している生命保険との兼ね合いで検討しましょう。

    保障重視型

    契約者の万一の場合だけではなく、子供自身の死亡保障や医療保障など、子供に関わる保障が厚いタイプの保険です。払込保険料は保障にも使われるので、満期で受け取れる金額の割合(返戻率)が貯蓄重視型よりも低くなります。

    貯蓄重視型

    保障の内容を最低限に抑え、その分、払い込んだ保険料に対して満期で受け取れる金額の返戻率を高くしているタイプの保険です。

    こども保険の種類

    同じ保険会社のこども保険でも、お金を受け取る時期や回数などにより、様々な種類が設定されています。

    満期に一括で受け取るタイプ

    大学入学時の18歳、大学卒業時の22歳など、満期に設定した時期に一括で受け取るタイプの保険です。

    進学の節目で一時金を受け取れるタイプ

    大学入学時の18歳、大学卒業時の22歳など、満期に設定した時期だけでなく、中学入学や高校入学の時期などに一時金(進学学資金・祝い金)も受け取れるタイプの保険です。

    満期学資金や一時金でいくら受け取るかは、各家庭の子供の教育方針によって異なります。満期保険金の設定は、教育費がかかる時期や内訳などを考慮し、検討しましょう。

    加入の際は「満期年齢」に注意

    こども保険で最も注意したい点、それは「満期年齢」です。

    こども保険の満期は、主に子供の年齢(18歳や22歳などの学業の節目に当たる年齢)で設定されます。しかし、保険の満期は正確には「(18歳などの)満期年齢になった直後の契約応当日」のことになります。

    保険の満期(契約応当日)は少しわかりにくいので、各保険会社の担当者に相談してから決めることをおすすめします。

    必要な時に満期学資金がおりない!?

    大学の入学金など学資金が必要な時期に、早生まれなどの事情によって子供が満期年齢に達していないと、保険の満期学資金がおりないというケースが発生します。

    以下、保険の満期学資金が必要な時期におりないケースを2つ想定しました。

    ケース1

    • 子供の誕生月→3月
    • 加入したこども保険の満期→18歳満期
    • 大学の入学金を納める時期→一般的な2月の場合

    ケース2

    • 子供の誕生月→12月
    • 加入したこども保険の満期→18歳満期
    • 大学の入学金を納める時期→推薦入学やAO入試で入学前年の11月の場合

    どちらのケースの場合も、入学金納入時期に保険がおりないことになりますが、これらは決して少なくないケースです。

    早生まれではなくても注意が必要

    最近の入試事情は、推薦入学で大学に進学する比率が高くなっているため、高校3年生の2学期の時点で進学が決定している生徒も珍しくはありません。なので、早生まれではなくてもケース2の可能性は要注意です。

    保険を選ぶ際のポイント

    各社の保障内容をしっかり比較

    こども保険を選ぶ場合、つけられている保障のどれが必要か、予めよく考えておきたいものです。各社のパンフレットを取り寄せたり、担当者に直接話を聞くなどして、どんな保障がついているか比較してみると良いでしょう。

    自分にあった満期を選ぶ

    保険会社によっては、満期を17歳または18歳で選べるようになっていたり、満期とは別に大学入学一時金などを設定しているものもあるので、加入する際は事前によく調べてから加入しましょう。

    おわりに

    いかがでしたか?保険のしくみをきちんと理解し、親としてできることは最大限子供にしてあげたいものですね。

    (image by 筆者)

    このライフレシピを書いた人