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    イメージが大切!中学英語の「前置詞」の学び方

    日本語の品詞は全部で11ありますが、その中に前置詞という部類はありません。前置詞は、英語学習で初めて耳にする品詞ということで、少しとっつきにくく感じている人も多いかと思います。

    しかし、避けては通れない分野ですし、色々使い回しがきくという利点がありますので、ここでは中学で習う代表的な前置詞についてレクチャーさせていただきます。

    前置詞の種類と働き

    前置詞は、名詞や代名詞などの前に置き、後ろにくる言葉とセットになって副詞や形容詞の働きをします。

    種類は、大別して時を表す前置詞と、場所を表す前置詞の2つがあります。それぞれに分けて見ていきましょう。

    時を表す前置詞

    1:at

    時刻を表す語の前につけ、「(~時)に」という意味になります。

    • I usually get up at six.

    (私はたいてい6時に起きます。)

    2:on

    日付や曜日を表す語の前につけ、「(△月△日)に」や「(△曜日)に」という意味になります。

    • He plays tennis on Sunday.

    (彼は日曜日にテニスをします。)

    3:in

    月、季節、年などを表す語の前につけ、「(△月)に」、「(季節)に」、「(△年)に」という意味になります。

    • She was born in 2000.

    (彼女は2000年に生まれました。)

    4:until

    動作や状態の続く期間を表す前置詞で、「~まで(ずっと)」という意味になります。

    • I waited for him until eight.

    (私は8時まで彼を待っていました。)

    “till”という前置詞も、untilと全く同じ使い方をします。

    5:by

    動作や状態が完了する期限を表す前置詞で、「~までには」という意味になります。

    • Come home by six.

    (6時までには帰宅しなさい。)

    6:from

    事柄の始まる起点を表す前置詞で、「~から」という意味になります。

    • This store is open from ten to eight.

    (このお店は10時から8時まで開いています。)

    fromは、場所の起点を表す前置詞としても使います。

    7:since

    「~から」とfromと同じ訳し方をしますが、現在まで継続している事柄の起点を表し、現在完了形の文で使います。

    • I have lived here since 1990.

    (私は1990年からここに住んでいます。)

    場所や方向を表す前置詞

    1:at

    ピンポイントの地点、または比較的狭い場所を表す前置詞で、「(場所)に、(場所)で」という意味になります。

    • I happened to meet Ken at the station.

    (私は駅で偶然ケンに出会いました。)

    2:in

    比較的広い場所や、何かに囲まれた内部を表す前置詞で、「(場所)に、(場所)で」という意味になります。

    • There is a ball in the box.

    (箱の中にボールが入っています。)

    3:on

    物の表面に接していることを表す前置詞です。よく「~の上に」と訳されますが、接してさえいれば位置関係は上でなくても構いません。

    • There is a picture on the wall.

    (壁に絵がかかっています。)

    4:above

    物の表面から離れて上方にあることを表す前置詞です。

    • The plane flew above the mountains.

    (飛行機は山々の上を飛んでいきました。)

    5:over

    この前置詞も「上に」と訳されますが、ある物体に覆いかぶさるように上にある場合に使います。物体に触れていてもいなくても、どちらでも構いません。

    • There is a bridge over the river.

    (川の上に橋がかかっています。)

    6:under

    位置関係が真下にあることを表し、「~の下に」という訳し方をします。

    • The cat is under the table.

    (ネコはテーブルの下にいます。)

    7:between/among

    どちらも「~の間に」という意味ですが、betweenは2つのものの間、amongは3つ以上のものの間を表します。

    • There is a lake between the two mountains.

    (2つの山の間に湖があります。)

    • We can see a cottage among the trees.

    (木々の間にコテージが見えます。)

    8:to/for

    toは到着点を表す前置詞で「~へ」と訳し、forは方面を表す前置詞で「~へ向けて」と訳します。

    • I took a train to Ikebukuro.

    (私は電車で池袋駅へ行きました。)

    • I took a train for Ikebukuro.

    (私は池袋行きの電車に乗りました。)

    下のforの文章はあくまで“方面”なので、池袋駅まで行ったとは限りません。

    その他

    1:about

    「何かの周辺を大ざっぱに示す」というのがこの前置詞のイメージで、「約、およそ」とか「~について」という訳し方をします。

    • I have about two hundred books.

    (私は約200冊の本を持っています。)

    • Tell me about this book.

    (この本について私に教えて下さい。)

    2:without

    「~なしで」という意味で、後ろには名詞もしくは動名詞が来ます。

    • We can't live without water.

    (私たちは水なしで生きることはできません。)

    勉強のポイント

    前置詞は同じような訳し方をするものが多いので、とにかく核となるイメージを持つことが大切です。記事トップのイラストを参照してほしいのですが、例えばon/above/overは3つとも「上に」と同じように訳される前置詞ですが、それぞれの語のイメージをイラストで掴んでおくと、違いがよく理解できると思います。

    おわりに

    普段何気なく英文で目にしている前置詞ですが、実は奥の深い世界です。今日からその深い世界を一歩ずつ探っていきませんか。慣れてくると本当に色々な場面で使い回しができて、とっても便利ですよ。

    (image by 筆者)

    このライフレシピを書いた人