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    住まいを直す!リフォームの基礎知識

    「いちばん効果が大きいところから手を入れる」ことが、かしこいリフォームのコツです。

    家全体の空間を見直すような大がかりなリフォームを考える前に、リビング、寝室、キッチンといった、家の部位やお部屋ごとに、不快・不便を解消していってみてはいかがでしょう?

    ここでは、戸建とマンションに分け、リフォームの基礎知識についてご説明します。

    本記事は、2013年3月のYKK AP株式会社への取材情報をもとに執筆されたものです。

    戸建のリフォーム

    窓のリフォーム

    窓のリフォームで可能になることは、下記のとおりです。

    断熱性を高めて結露を抑える

    ガラス表面やサッシフレームなど、室内外の温度差が大きい部位に結露は発生します。「複層ガラス」や「二重窓」、「樹脂素材の窓」に替えることで窓の断熱性を高め、結露の発生を抑えます。

    ヒートショックを防ぐ

    急激な温度変化でおこるのが「ヒートショック」です。血管が急に収縮し、重大な疾患の引き金になります。部屋ごとの温度差をつくらないように、窓のリフォームで断熱効果を高めることが大切です。

    暑い日差しを遮る

    夏に窓から入り込む熱の65%は日差しによるものです。遮熱性の高いガラスや日よけなどで日差しを遮ることで熱の侵入を抑え、エアコンの効率を上げることができます。

    騒音を防ぐ

    内窓の設置ひとつで、騒音を大きく低減でき、場合によっては40dBも変わります。さらに楽器などの音漏れも抑えることができます。

    防犯性を高める

    犯人を「手こずらせること」「ためらわせること」が防犯対策には大切です。ガラス破りに強いガラスを選んだり、二重窓にする事で侵入を諦めさせます。また、シャッターや雨戸、面格子の取付けも効果的です。

    強風から守る

    強い雨風に耐えるには、窓だけでは不安ですよね。暴風雨が来て慌てる前に、準備をしておくことが大切です。雨戸やシャッターを取り付けることで、解決できます。

    風通しをよくする

    同じ部屋でも、窓の配置や窓の種類を考えることで風通しは大きく変わります。また、普段使用している網戸もネットを張り替えたり、通風性の高いタイプに替えると風通しはよくなります。

    目隠しで視線を遮る

    「風通しは良くしたいけれども、周りからの視線は遮りたい」という方には、簡単に取り付けられる「目隠しルーバー」をつけるのがオススメです。お隣さんや通行者からの視線を遮ることができます。また、風や光を通すことが可能なので、浴室などに最適です。

    玄関ドアのリフォーム

    玄関ドアのリフォームで可能になることは、下記のとおりです。

    断熱性能を高める

    室内と外気の温度差が結露の原因となりますが、それは窓だけではなく、玄関ドアにもあてはまります。玄関ドアを交換することで、断熱性を高めることが可能です。

    デザインを新しくする

    玄関ドアは「家の顔」と言ってもいい存在です。取り替えるだけで、住まいの雰囲気が変わります。採光タイプのドアを選べば、玄関空間も明るくなります。また、鍵の性能、開け閉めのスムーズさなど、ドアの問題を一挙に解決できます。

    風通しをよくする

    心地良い家のポイントは「風の抜け道があること」です。通風タイプのドアを選べば、閉めたまま換気ができるようになります。

    防犯性を高める

    最新の玄関ドアなら、優れた耐ピッキング性能を備えた防犯性の高い鍵も標準装備しています。

    収納を増やす

    人目につく玄関まわりは、いつも綺麗にしておきたいものですね。ライフスタイルや家族構成に合わせて玄関収納を作ることで、効率的に整理整頓ができるようになります。

    室内のリフォーム

    室内のリフォームで可能になることは、下記のとおりです。

    バリアフリー住宅への変更

    「バリアフリーは高齢者のためのもの」と思われがちですが、高齢者にとって暮らしやすい家は、家族全員にとっても住みやすい家と言えます。段差をなくす、手すりをつける、開け閉めを軽くするなど、ちょっとした工夫が家庭内の事故を防ぎます。「そのうちやろう」ではなく、早めに備えておくことが大切です。

    屋外のリフォーム

    屋外のリフォームで可能になることは、下記のとおりです。

    庭をくつろぎの空間に変える

    デッキは家と外とを繋ぐ癒しの生活空間です。デッキを取り付けることで、食後にのんびりティータイムを楽しんだり、夏は家族とバーベキューや夕涼みをして過ごすなど、楽しみの幅が広がります。

    スペースの有効活用

    テラスやバルコニーに囲いをつければ、もの干し場や物置として活用できます。

    車を風雨から守る

    カーポートを取り付けることで、風雨や雪・紫外線などから車を守り、夏は車内温度の上昇を防ぐことができます。また、雨の日は濡れずに乗り降りができるなど、カーポートのメリットはたくさんあります。

    防犯への配慮

    泥棒は人から見られることを嫌うものです。明るさは効果的な防犯対策になります。道路から玄関までのアプローチ、敷地の周囲や車庫のまわりなど、場所にあった照明をつかうことで、防犯に備えましょう。

    家の外装を変える

    今ある壁の上からアルミ外装材を張ることで、断熱性能や遮音性能をアップさせることができます。

    マンションのリフォーム

    建物の経年変化と劣化を防ぐための改修を実現するとともに、「初期の性能を上回る性能」をリニューアル時に付加することによって、新たな資産価値を生み出すことができます。

    窓のリフォーム

    窓・サッシの交換の際に使われる工法としては、下記の3つが挙げられます。

    GRAF工法(グラフ工法)

    既設アルミ窓枠の下枠レールをカットして、新設枠を接合する工法です。
    すっきりとした納まりを実現できます。騒音や廃材を最小限に抑え、シーリング工事が不要な簡単施工です。

    カバー工法

    既設窓枠に、新しいアルミ製の窓を取付けます。壁をこわさず建物の内部から工事ができ、安全性が高く、騒音も抑えられます。

    ノンシール工法

    壁をこわさず建物の内部から工事ができ、開口の小さな窓でも施工できます。スリムな框構成で、従来カバー工法に比べてガラス採光面積を大きく確保できます。

    窓・サッシの交換は、基本的に共用部となります。お住まいのマンションにより異なるので、管理組合などにご確認ください。

    玄関のリフォーム

    玄関ドアの交換方法としては、下記の4つが挙げられます。

    カバー工法

    汎用性が高く、最も実績豊富な工法です。既設ドア枠の上に、新しい枠を外部・内部の両方にかぶせて取り付けます。古い枠が見えないので、新築ドアのように仕上がります。

    カバー工法(一体枠)

    施工時間と費用を抑える工法です。カバー工法に比べ、取付時間が短縮され、立合い時間や改修費用の負担を軽減します。

    持ち出し工法

    改修前と変わらない有効開口幅を確保できる工法です。新しい枠を外部側に持ち出して取付けますので、改修前とドアの幅は変わりません。

    扉交換法

    既設の枠はそのままで扉を新規に取り替えます。材料費を抑えての改修が可能な工法です。

    玄関ドアの交換は、基本的に共用部となります。お住まいのマンションにより異なるので、管理組合などにご確認ください。

    おわりに

    ここでは、リフォームの基礎知識についてご説明しました。

    小さなリフォームでも、暮らしのグレードアップに繋がるはずです。ぜひ、検討してみてくださいね。

    (photo by amanaimages)

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