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株で損失と配当が出たときの確定申告と損益通算の考え方

2009年1月から、「株の配当金」と「株の売却損」との損益通算ができるようになりました。

ここではその方法についてご紹介します。

本記事は、やさしい株のはじめ方のご協力により、2013年に執筆されたものです。

株で損失と配当が出たときの確定申告と損益通算

株の配当金を確定申告をするときに「総合課税」扱いにするか、「申告分離課税」扱いにするか、好きな方を選ぶことができます。どちらもメリットはありますが、損益通算をする場合は申告分離課税を選んで確定申告してください。

・総合課税を選んでしまうと損益通算はできません。
・総合課税を選んだ場合には配当控除が受けられます。

ケーススタディ

  • 年収:700万円
  • 株・配当金などの所得:10万円
  • 使っている証券会社の数:1社
  • 使っている口座の種類:源泉徴収ありの特定口座

運用している金融資産とその損益は次の通りです。

商品名 損益 税金
日本株A 配当金+10万円 1万円(税率10%)
日本株B 売却損-10万円 0円
申告分離課税を選んで確定申告した場合 0円 0円

確定申告をしなかった場合

株の配当で10万円の利益を、株の売買では10万円の損失を出しています。配当金には10%の税率がかかるので、このまま何もしないと1万円(10万円×10%)の税金を源泉徴収で支払うことになります。

確定申告をする場合

配当金は必ず申告分離課税を選んでください。確定申告後に支払わなければいけない税金は、「株の配当金」と「株の損失」の合計額に10%(2013年まで)の税率をかけた金額です。

(配当10万円)+(損失-10万円)=0円

損益通算することで10万円だった利益が0円になりました。0円には税金はかかりませんので、支払う税金もゼロになります。

繰越控除

もし損益通算しても合計がマイナスだった場合、そのマイナス分を翌年以降3年間にわたって、株などの利益から差し引く(=控除する)ことができます。

取引をしてない場合でも、毎年忘れずに確定申告が必要です。

おわりに

配当金で申告分離課税を選んだ場合は、株の他にも「投資信託」や「ETF」の売却損などとも損益通算できます。

(image by amanaimages)

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