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【住まいづくりの基礎知識】サニタリーの考え方

サニタリー(トイレ、浴室、洗面所のこと)は家族が頻繁に使用するスペースなので、家族全員が一番使いやすい場所にあること、使いやすい造りであることが理想です。

ここでは、住まいづくりの基礎知識として、サニタリーの考え方をご紹介します。

本記事は、OZONE家designのご協力により、2013年に執筆されたものです。

サニタリープランの考え方

典型的なサニタリープランとしては、以下の3つが挙げられます。

独立型

トイレ、浴室、洗面が独立したプランです。

それぞれの機能が独立して使用できるため、人数の多い家庭に向いています。

日本の住宅では最も多いスタイルです。

折衷型

1つの空間を、トイレ・洗面と、浴室の2つに大きく区切って使用するプランです。

このタイプでは、トイレ・洗面の空間が脱衣室ともなり、使い勝手のよいプランといえます。

スリーインワンスタイル

1つの空間にトイレ、洗面、浴室をまとめたプランです。

一般家庭では少数派ですが、夫婦だけの家や寝室に隣接して使われる場合には、省スペースで、かつ広さが感じられることから有効な考え方といえます。

トイレの収納

奥行きはなくても大丈夫

トイレの収納部は、あまり奥行きがなくても収納力を発揮します。

まず、収納したいものの寸法を考えてから、スペースを確保するようにしましょう。

トイレットペーパーやタオル、生理用品、薬品類、幼児の下着などは、奥行きが17cm程度あれば十分納まります。

高さが大事

狭い場所なので、前後に重ねて収納するのは出し入れに不都合です。奥行きは浅く、高さは天井近くまで大きくとる方がよいでしょう。

壁の厚みを利用して、施工時に半埋め込み型にすると、空間的な狭苦しさもカバーできます。重いものを置くことはないので、薄い棚をたくさん取り付けることをおすすめします。
窓がサイドにくる場合は、ロータンクの上部から、30cmほどの隙間をあけて、天井いっぱいの吊り戸棚を付けるのも一つの方法です。

洗面室の収納

洗面台周辺

洗面台の上はいつのまにか化粧品や小物などが散乱しがちです。

家族の歯ブラシやコップなどは濡れた手で使うものなので、なるべくオープンな棚などに納め、へアピンなどの小物は引き出しにしまうなど、よく使うものは定位置を用意した方がよいでしょう。

ストック品

洗剤・石鹸・シャンプーなどは、清掃性、インテリア性を考えると、まとめて扉の中に隠しておいた方がスッキリします。

洗面台下や、吊戸棚の浴室に近いスペースにまとめておくとよいでしょう。

脱衣

家事室や洗濯コーナーを近くに配し、双方を行き来できるランドリースルーを用意すると便利です。

この場合、脱衣カゴが直接見えないよう、戸棚の中にカゴを入れて扉を付けるなどの工夫が必要です。

タオルや下着類

リネンクローゼットを用意すると、使いやすく便利です。

スライドレールを使った引き出し式の収納にすれば、収納量の確保と使い勝手の良さが両立します。

おわりに

ここでは、サニタリースペースの基本的な考え方と収納についてご紹介しました。

トイレ、洗面室、浴室それぞれのスペースについての詳細は、それぞれのページを参考に、快適なサニタリースペースを目指してくださいね。

(image by 筆者)

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