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FXで両建をするコツ

初心者には難しい手法と言われる「両建」(りょうだて)。一般的にはあまりメリットがないと言われていますが、知っておくといい手法でもあります。

ここでは両建の方法とコツについて説明します。

本記事は、YJFX!のご協力により、2013年に執筆されたものです。

両建とは

通常、両建とは、同一通貨で同数量の買いポジションと売りポジションを持つことを言います。

例えばドル円を買ったものの、その後円高に振れてしまい、通常なら損切りを行うタイミングで、そのドル円は保有したまま新規で売り注文を出すということです。この場合、同数量の買いと売りポジションを保有していた場合、その後どれだけ円高が進んでも含み損は拡大しません。(※スワップポイント分はマイナスになります)

そのため、安易に損失を先送りする方法として初心者が手を出しがちな手法とも言われています。

FX業者によっては買いポジションと売りポジションが自動的に相殺されてしまう場合があるので注意が必要です。

両建のメリット・デメリット

両建のメリット

両建の1つのメリットは含み損益を先送りできることです。

世界的には株やFXの資産評価は時価会計なので含み損益も資産として計上するのが一般的ですが、日本は決済してはじめて資産として計上するので、含み損益は、確定されたものではないという考え方があります。そのため、税金等の問題から損益を先送り出来るというメリットがあります。

また、長期的な買いポジションはそのままにしながら、目先の下げ相場に対し、短期で売りを行うという手法も有効ではあります。

両建のデメリット

売りと買いのポジションを両方持つので、両通貨の金利差であるスワップポイントは支払いとなり、日々資産が減少することになります。また、両方のポジションで手数料がかかったり、決済のタイミングが難しくなり、ポジションの管理が煩雑になるというデメリットがあります。

両建のコツ

両建は、手法の一つですが、資金がぎりぎりの状態で使用すると、次の一手が打てず、塩漬けになってしまいます。また、片方のポジションを決済した段階で、マージンカットや、損失が更に大きくなる場合等があります。両建の次の戦略としては、どちらかを決済する方法以外に、相場に合わせ追加でポジションを作り、全体のバランスを調整する等の方法もあります。

両方のポジションを同時に決済しても次の戦略が行えるような資金配分でお取引することをお勧めします。

また、両方のポジションは、必ず両方とも決済しなくてはいけないという認識が必要でしょう。

(image by amanaimages)

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