今回は、「現代社会の日本」について学びます。
学ぶ内容
ここでは、「少子高齢化、情報社会、ボランティア活動、核家族」とはどういうものなのかについて学びます。
おさえるべきポイント!
少子高齢化とは?
少子高齢化とは、言葉からわかるように「子が少なく、高齢者(お年寄り)が多い現象」のことを指します。
また、少子高齢化には「高齢者の寿命が延びる」という意味も含まれています。
情報社会とは?
情報社会は、『「情報化社会」とも言われ、1990年代のインターネットや携帯電話の普及、情報技術の高度化に伴って一般的に用いられるようになった
社会概念』とされています。
また、近年のスマートフォンの爆発的な普及により情報化社会が急速に発展しました。
しかし、情報化社会が発展するにつれ色々な問題が浮き彫りになりました。ひとつは、「インターネットの匿名性」です。
インターネットは、匿名で利用ができます。なので、インターネットを使ったイジメなどが問題になっています。
もうひとつは、「プライバシーの保護」です。インターネットは、一歩使い道を誤ると自分の個人情報が一人歩きを始めます。 一人歩きしてしまうと、もう収集がつきません。
このほかにも「自由(プライベート)の侵害」など様々な問題を抱えています。
ちょっとした例ですが、Twitter(簡易ブログ)に店の従業員が芸能人の来店をTwitterで発言してしまい、プライベートを侵害されてしまうなどの事件も起きています。
ボランティア活動とは?
ボランティア活動とは、「自発的に、社会問題の解決や必要とされている活動に理解し、お金をもらう労働とは別に自分の労働力や技術・知識を提供することです。
つまり、「無報酬で社会のために活動する」と言うことですね!
核家族とは?
核家族とは、このように定義されています。
- 「夫婦とその未婚の子女」
- 「夫婦のみ」
- 「父親または母親とその未婚の子女」
つまり、一番上の「夫婦と未婚の子女」というのは「父・母・娘」の3人家族ということです。
真ん中の「夫婦のみ」というのは、「父・母」の2人家族ということです。
最後に「父親または母親とその未婚の子女」というのは、「父・娘」「母・娘」の2人家族ということです。
日本では、約6割の家庭が「核家族」と言われています。核家族の背景には、経済的負担が重くのしかかってきているのではないかと筆者は考えています。
子供一人生むのに、平均50万円かかると言われており、出生後も月に2~3万程度かかるので、4人家族になろうとするとそれなりにお金が掛ってしまいます。
なので、「子供一人生んでそれで終わり=核家族化」となってしまっているのが現状だと思います。
注意すべきポイント!
少子高齢化を問われる問題で「人口ピラミッド」という図が出題されやすいので、人口ピラミッドの形について覚えておいてください。
これは、日本の人口ピラミッドです。このような形を「壷型」と言います。
ほかにも、「富士山型」「釣鐘型」「星型」「ひょうたん型」など様々な形のものがありますので合わせて覚えておいてください。
おわりに
この分野は、今の私たちに関係しています。ぜひ、覚えてくださいね!
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