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落とし蓋の基本的な使い方

落とし蓋を母や祖母から教わった方も多いと思います。著者もその1人ですが、ここでは著者が祖母から教わった、落とし蓋の基本的な使い方をご紹介します。

落とし蓋とは?

下茹でや煮物によく使います。お鍋の大きさより一回り小さい蓋で、食材の上に直接乗せます。お鍋の上から中へ落とし下げる蓋という意味で、落とし蓋と呼ばれているようです。

落とし蓋の役割

煮物などで、沸き上がった煮汁が落とし蓋に当たり、鍋底へ下って循環するので、少ない煮汁で具材全体に汁がまわり、味を染み込ませることができます。

また、具材に対する煮汁が少ないので、煮汁が早く沸き上がって省エネになりますし、蓋が直接具材に乗っているので、具材が沸騰した汁で踊ることがなく、煮崩れの防止にもなります。

落とし蓋の代用品

落とし蓋がないときは、アルミホイルやキッチンペーパーで代用できます。キッチンペーパーでは、煮汁の灰汁取りにもなり、一石二鳥になることがあります。また、落とし蓋があるときでも、これらを具材と落とし蓋の間に入れると灰汁がとりやすくなります。

最近では100円ショップなどで木製や樹脂製の蓋を見かけますので、お安く手に入れることができます。

落とし蓋を使う調理

主に煮物です。味を染み込ませたい煮物料理には欠かせないと思います。特にお魚の煮物をするときは、普通の蓋で煮るとお鍋の中にお魚の臭さがこもってしまいますが、落とし蓋ではお鍋の中には臭いが籠らないのが良いです。

落とし蓋で注意すること

木製の落とし蓋では、使う前に水でさらして、水気を布巾で拭き取ってから使いましょう。臭いや煮汁の染み込みをある程度防ぐことができます。

普通の蓋は、沸騰によるお鍋の中の水分蒸発がほとんどありませんが、落とし蓋では、煮汁の水分蒸発が普通の蓋より多くなりますので、具材の状態に合わせた火加減や、場合によっては汁を足すことも必要です。

水分の蒸発が多い時、著者は着せ蓋を使うときがあります。着せ蓋とは落とし蓋をしたまま、お鍋に普通の蓋をすることです。

お魚の臭いがこもる場合は、着せ蓋をお鍋からわずかにずらす、切り蓋という方法で対処しています。

落とし蓋のお手入れ

木製の落とし蓋は具材の臭いや味が染み込みやすいので、使い終えたらすぐに、タワシやスポンジなどで水洗いをしておきましょう。

なお、保管するときはカビなどがつかないように、水気をなくして、よく乾燥させてから保管しましょう。

料理の幅が広がりましたか?

いかがでしたでしょうか。落とし蓋を活用して、美味しい煮物を作ってくださいね。

(image by amanaimages)
(image by 著者)

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