1. 趣味
    2. サッカー審判の基礎知識とプロサッカーのレフリーになる方法

    暮らしの情報サイトnanapi 更新停止のお知らせ

    2019年6月30日(日)をもって更新を停止致します。詳しくはこちらをご確認ください。

    サッカー審判の基礎知識とプロサッカーのレフリーになる方法

    小学校からサッカーをしてきた筆者は、一時サッカー審判4級の資格を持っていました。サッカー部に所属していた人であれば、サッカーの審判を経験したことがある人は少なくないはず。

    プロのサッカー選手は無理でも、プロサッカーを裁く審判にはなれるかも。。。どうやればなれるか紹介します。

    プロサッカーの審判とは・審判資格

    4級審判員

    都道府県のサッカー協会の下の団体・連盟等が主催する試合で主審を務めることができます。

    3級審判員

    都道府県のサッカー協会主催の試合で主審を務めることができます。

    2級審判員

    地域のサッカー協会主催の試合で主審を務めることができます。

    1級審判員

    Jリーグ、JFLで主審・副審を務めることができます。

    PR(プロフェッショナルレフリー)

    1級審判員の中のエリート。FIFA国際主審・国際副審のことをいいます。日本には2013年現在12名います。Jリーグはもちろんこの中から選ばれればW杯でも主審・副審を務めることができます。

    いわゆるプロサッカーの審判とはPR、1級審判員をさします

    プロサッカーの審判とは・仕事内容

    おもにJリーグの主審・副審・第4の審判を務めます。2013年シーズンは113名体制で臨んでいます。通常の試合では主審1名、副審2名、第4の審判1名の計4名の体制となります。

    主審は試合でのすべての権限をもっています。ピッチ内でのあらゆることを最終ジャッジすることができます。試合を中止することもできます。

    副審は主審のお手伝い的な立場となり、タッチラインからボールが出たかどうか。オフサイドがあったかどうか。ボールがゴールラインを割ったかどうか等、意外とジャッジする範囲が広い仕事です。ちなみにファウルがあったときはフラッグを頭上でバタバタ振って主審に教える役割もあります。

    第4の審判も主審のお手伝い的な立場となり、交代の時に電光掲示板をもって交代に対応。アディショナルタイム(ロスタイム)の表示をしたりします。主審が倒れたときは、代わりに主審を務めることもあります。

    主審は試合のすべての権限を持っており、中止もできます。

    契約

    PRは1年契約の年俸制(固定給+出場給)で、日本サッカー協会と契約を結ぶ形になります。

    それ以外のJリーグ審判は1試合ごとの出場給となります。

    給料

    • PR・・・年俸 約2000~3000万
    • J1主審(出場給)・・・約12万円
    • J1副審(出場給)・・・約6万円
    • J2主審(出場給)・・・約6万円
    • J2副審(出場給)・・・約3万円
    • JFL主審(出場給)・・・約2万円
    • JFL副審(出場給)・・・約1万円
    PRになると選手より給与が高くなることもあります。

    プロサッカーの審判になる方法

    近道はありません。4級→3級→2級→1級→PRとステップアップしていくしか方法がありません。

    4級審判員

    受験資格:満12歳以上で心身ともに、健康な者

    講習を受ければ誰でもなれます。講習ではテキストに沿ったルールの説明、実際に副審のフラッグのあげ方を習います。

    3級審判員

    受験資格:4級取得者で、自己申告で数十試合主審・副審を務めたことがある者。満15歳以上で心身ともに、健康な者

    競技規則の筆記テストを受け、筆記テスト合格者のみで体力テストを行います。体力テストはインターバル走です。150m走(50 秒)+50mウォーキング(60 秒)を時間内に走り切り、20 回以上走り続ける必要があります。テスト中2回の失敗で失格です。

    その後、1試合の主審を行います。審判インストラクターが評価・指導します。ここはあまりにひどいことをしなければ問題ありません。

    2級審判員

    受験資格:3級取得後2年以上で、一定の実績を積んだ者

    競技規則の筆記テストを受け、合格者のみで体力テストを行います。体力テストはインターバル走です。150m走(40 秒)+50mウォーキング(50 秒)で時間内に走り切り、20回走り続ける必要があります。テスト中2回の失敗で失格です。

    また、40m走もあります。40m(7秒)で6回走り切る必要があります。テスト中2回の失敗で失格です。

    その後、1試合の主審を行います。審判インストラクターが評価・指導します。

    各都道府県サッカー協会の推薦が必要

    1級審判員

    受験資格:2級取得後2年以上で、実績のある34歳以下の者

    筆記テスト・体力テスト・実技テストがあります。

    体力テストは2級審判員のテストより短い時間で走り切らないといけないと聞いたことがあります。実際のテストの情報はあまり公開されていないため不明ですが、アスリートとしての体力を求められます。

    各地域サッカー協会の推薦が必要

    PR(受験資格)

    1級審判員の中から推薦で選ばれる

    あえて近道といえば

    サッカー部、サッカークラブに所属しつつ審判試験の道を進むのが賢明です。審判の昇格試験が免除されるということではありませんが、審判としての試合数をこなす機会を増やすことができます。

    そしてサッカー界に人脈ができるのも大きい理由です。結局地域のサッカー協会から推薦を受けないといけませんからね。

    サッカー部等に所属しながら経験を積み、人脈を広げていきましょう。

    プロサッカーの審判になるために必要なもの

    メンタル

    裁く相手はプロのサッカー選手です。大勢の観衆が観ている中、試合がスムーズに進むよう判断が必要です。試合中に批判を受けても冷静に対処する強靭なメンタルが必要です。

    フィジカル

    Jリーグも年々プレーが高速化していく傾向にあります。なるべく近くで判断をするために、選手と同じぐらいの体力が必要です。

    プロサッカー選手と同じぐらいのメンタル・フィジカルが必要。

    プロサッカーの審判になるために準備するとよいこと

    試合の流れをイメージできるようになろう

    実際主審をしていないときでも、次どこにボールが動くのか先に展開を読む力を養っておくといいでしょう。

    おわりに

    プロサッカーの審判になるのは難しいかもしれませんが、プロサッカー選手になるよりは簡単なはず。なれるか、なれないかは自分次第なので、確率は50パーセントです。

    サッカーを楽しみつつ、審判という職業につけたら最高ですよね。

    (photo by amanaimages)

    このライフレシピを書いた人