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〜スタイル別〜バイクのライディングテクニックのミソとコツ!

バイクに乗る上でどうしても出てくるのが「上手くなりたい」「速くなりたい」という欲求です。

経験を積むことでしかそういった技術を向上させることは難しいのですが、周りに教えてくれる人が必ずしもいるわけではありません。

そういった方の手助けになるよう筆者が実際に体感したテクニック向上方法を紹介します。

筆者のバイク

筆者はCBR250RR、CRM250R、YZF-R1、ZX12R、WR250Xと乗り継ぎ、現在は2002年式のFZS1000を所有しています。

ネイキッドタイプのバイクですが、143psのパワーとしなやかな剛性も相まって非常に乗りやすいバイクです。

ライテクのポイント、基本

自分のスタイルを知る

ライディングテクニックと一口に言ってもその種類は非常に多岐にわたるものです。

よって、まず初めに重視すべきなのは「自分のスタイルを知り、適応したライディングテクニックを学ぶ」ということです。

今回は主に峠やサーキットを走る「スピードを出したいタイプ」、ツーリングや街乗りをメインとする「シティランタイプ」の2つと、2つのタイプに共通する「共通テクニック」の合計3つについて具体的なシチュエーションを交えて解説していきます。

ケース1:スピードを出したいタイプ

  • 素早いコーナリングを行いたい場合

主に峠やサーキット、ワインディングを楽しく走りたい人はこのタイプに該当すると思われます。

峠やサーキットは直線とコーナーの複合が主体となるわけですが、ことコーナーにおいては「荷重移動」が何より重要になります。

これはただ単に体重をかければいいというものではなく、コーナーに入る前は内足荷重、コーナリング中は外足荷重というように状況に応じて使い分ける必要があります。

  • 内足荷重

何故コーナーに入る前は内足に荷重をかけるのか。それはバイクをバンク(寝かせる)ためのきっかけを作るためです。ただバイクをバンクさせるだけではクイックな切れ込みにはなりません。

一瞬だけですが曲がる側のステップを踏み込むことにより素早いバンクが可能となり、結果クイックな切れ込みとなるのです。

  • 外足荷重

外足荷重についてですが、これはコーナリング中にタイヤを潰しながら走るためです、外側に荷重を乗せることによりタイヤが潰れ、結果表面積が広がることによりグリップが上がる、という理屈で外足に荷重を乗せるのはスリップやバンクのさせ過ぎに寄るグリップの低下を防ぐためです。

外足にしっかり荷重を載せておけばそういった事態を未然に防げる可能性が上がります。

ケース2:シティランタイプ

  • 燃費を上げる走行方法

遠方へのツーリングや通勤通学、主に町中などでの走行を主とする方が該当すると思われます。

シティユースやツーリングにおいて気になるのは「燃費、航続距離」が大きいかと思われます。燃費を向上させれば一度に走れる距離も伸び、経済的にも余裕ができるため覚えておいて損はないテクニックです。

第一に「回転数をなるべく変化させない」ということが有効です。回転数を激しく変化させればエンジンへの負担は増加し、結果使用する燃料も増えるため燃費は当然悪くなります。

ツーリングのほうが燃費がいいといわれるのは一般にツーリングにおいては速度変化が激しくないことが理由の一つに挙げられます。

具体的なテクニックとしては「発進後はなるべく高いギアにシフトアップ」しなるべく低い回転数を保って走行することです。

特にツーリングにおいて有効なテクニックですが町中でも使用可能です。トルクの薄い車体についてはパワーが出るぎりぎりのギアで走行すれば燃費も向上しますので、無理にトップギアへ上げる必要はありません。

また「タイヤの空気圧を上げる」ことでも燃費の向上は可能です。タイヤはつぶれにくくなるためグリップはやや低下しますが、それ以上に接地圧が減ることで車体に掛かる負担が減り、結果少ないパワーで走行することが可能になるため燃費の向上が望めます。

ケース3:共通テクニック

  • 雨天、悪路での走行について

2つのタイプについて書きましたが、路面に因ってテクニックがどちらの場合も同じです。こと悪天候、悪路に関しては知っておいて損をすることは絶対にありません。

悪路で予想されるものとしては主に「雨天により路面が濡れている」「砂や土、ギャップ過多」の2つがあると思います。

この2つが実際出会う可能性が高いものとして挙げられますが、それぞれの場合によって使用するテクニックはやや異なるものとなります。

  • 「雨天による悪路」

大事なのは「急ブレーキを避ける」「リアブレーキまたはエンジンブレーキを多用する」「バンクは避ける」の三点です。

滑りやすくなっている路面は非常にブレーキロックを起こしやすいため、ブレーキ操作には特に注意が必要です。

フロントブレーキを使用しないのはリアブレーキがロックした場合よりフロントブレーキをロックさせた場合のほうがコントロールすることが難しいからです。リアブレーキがロックした程度ならすぐに体勢を立て直せますが、フロントブレーキをロックさせた場合に体制を立て直すのは非常に困難です。

バンクを避けるのはより慎重な荷重移動が要求される濡れた路面で転倒するリスクを避けるためです

  • 「砂や土、ギャップ過多」

スリップのしやすさやコントロールの難しさは雨天による悪路とそう大差ありませんが、ことこの場合において重要なのは「速度を落とし、ステップから足を離さないこと」です。

よく足を出して走る人を見かけますが、スリップをその程度で防ぐことは不可能なため、しっかりステップに足をかけたまま走り続けることが重要になります。その際しっかりと両足に荷重をかけ続ければ急にスリップすることは殆どないと思います。

心構え

技術に関しては先に述べたとおりですが、それらのテクニックを向上させるために最も重要なのは「やる気」「余裕」です。

テクニックを実際試す上でバイクが思わぬ挙動を起こした場合、「余裕」を持ち慌てずしっかりとした操作を行えば、転倒するリスクを抑えられ、何故その動作を起こしたのか理由を考えられるようになります。

更に「やる気」。上手く走りたいという欲求を持ち続けてさえいれば自然と乗る際に様々なテクニックを試すようになります。実践することにより言葉ではなく身体で理解でき、結果的に技術が向上するのです。

おわりに

総括としまして、技術向上には「転倒せずに乗り続けること」「パニックに陥らず理論的に自分を分析すること」の2つが非常に有効です。

すぐに効果が出ないとどうしてもつまらなくなり、モチベーションをそがれてしまうこともあると思いますが、そこでやめてしまわず最初に抱いた「上手くなりたい」という初心を忘れずに乗り続ければ必ず技術は向上します。

人によってスタイルは違えど、スムーズなライディングができれば自分も気持ちよく、周りを不快にさせない走り方が出来ると思います。

「初心忘るなかれ」の精神でより格好いいバイク乗りを目指しましょう!

テクニックを身につけても過信すること無く、常に安全運転を心がけ、事故・違反のないよう楽しくバイクに乗りましょう。

(photo by 著者)

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