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    中学・社会<歴史>「世界恐慌と満州事変」の学び方

    今回は、「世界恐慌と満州事変」について学びます。

    ~年表~

    • 1918年:富山県で米騒動が発生
    • 1925年:普通選挙法・治安維持法施行
    • 1929年:世界恐慌が発生
    • 1931年:満州事変が発生

    今回、学ぶのはこの4項目です。しっかりと覚えましょう!

    1:米騒動(1918年)

    米騒動とは、1918年に起きた富山県を発端とする米の価格急騰に伴う暴動事件のことです。

    米の値段が高騰しているのに、政府はシベリア出兵を宣言し、流通業者や商人などが戦争特需における物資高騰を狙い、売り惜しみをさらに加速させていくという状況を発生させました。その結果、米騒動へ発展したと言われています。

    2:普通選挙法・治安維持法施行(1925年)

    普通選挙法とは

    普通選挙法は、1925年に制定され、財産・納税額・身分・教育・信仰などを選挙の要件としないで、各人が平等にとりあつかわれることを原則とする選挙法のことです。

    制定当時の選挙権は、25歳以上の男子のみで、女性には参政権は与えられませんでした。

    治安維持法とは

    治安維持法は、1925年に制定・施行され、1945年に廃止された法律です。これは、共産主義運動の制限を目的に制定されたもので、資本主義と天皇主権に反対する運動を取り締まる法律です。

    同時に制定・施行された理由

    「共産主義の思想運動を統制・弾圧し、社会主義政党の議席獲得を未然に防ごうとした」からだと言われています。

    つまり、「普通選挙法により、納税額にかかわらず選挙権が手に入ったので、社会主義政党が議席を獲得するかもしれないから、つぶそう」ということです。

    3:世界恐慌(1929年)

    世界恐慌とは、1929年10月24日にニューヨーク証券取引所で株価が大暴落したことを端緒として世界的な規模で各国の経済に波及した金融恐慌、および経済後退が起きました。 これを世界恐慌と言います。

    また、この日は木曜日だったため、「暗黒の木曜日」とも言われます。

    4:満州事変(1931年)

    世界恐慌の僅か2年後に事件は起こりました。

    満州事変とは、1931年9月18日に柳条湖郊外で、関東軍(満州駐留の大日本帝国の軍隊)が南満州鉄道を爆破した事件(柳条湖事件)をきっかけに、関東軍が満州全土を占領したという、大日本帝国と中華民国の武力紛争です。

    世界恐慌と満州事変の関連性

    この2点は実は関連がないと思いがちなのですが、実は意外なとこで関係がありました。

    世界恐慌後、日本では財閥による経済支配が強くなり、軍部と連携してアジアへの侵略への道を歩みだし、満州事変を引き起こしました。

    財閥とは、一族の独占的出資による資本を中心に結合した経営形態のことです。三菱財閥など。

    米騒動と治安維持法の関連性

    米騒動など従来の共産主義・社会主義者とは無関係の暴動が起き、社会運動の大衆化が進んでいたので、政府は特定の「危険人物」を「特別要監視人」として監視すれば事足りるというこれまでの手法を見直そうとして治安維持法を施行しました。

    つまり、米騒動が起きて、暴動が起きそれらを鎮圧するために治安維持法を作ったと言いかえることができます。

    おわりに

    ぜひ覚えてくださいね。

    (image by amanaimages)

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