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高校「国語」<竹取物語冒頭>読解ポイント!

今回は、高校1年生で習う「竹取物語」で、筆者が学校で教わった読解のポイントをご紹介します。

作者について

竹取物語は、平安時代(9世紀頃)に成立したとされており、作者未詳となっています。

未詳とは、不明と言うことです。 つまり「作者がわからない」ということですね。

おおまかな内容

ちょっとした豆知識

この物語は、童話で有名な「かぐや姫」です。

それの原文が竹取物語なので、かぐや姫を想像して現代語訳すると分かりやすいかもしれません。

原文

今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。名をば、さぬきの造となむ言ひける。その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。あやしがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。

現代語訳

今となっては昔のことだが、竹取りの翁という者がいた。野山に入って竹を取っては、さまざまなことに使っていた。名前はさぬきの造といった。彼が取っている竹の中で、根元が光る竹が一本あった。

続き

この後、かぐや姫はお年頃の美女になり幾人の若人に求婚されますが、無理難題を押し付けて断ります。そして、「自分は月から来た」と竹取の翁やおばあさんに言い、月に帰るストーリです。

竹取物語の冒頭部分は、試験に出やすいので掲載しました。この部分を覚えておくといいことがあるかも知れません。

文体

文体は、時代が経つにつれ、徐々に変化しました。口伝形式から漢文を経て仮名文となりました。

現在は、本や教科書によって違いますが、おおむね仮名文で掲載されています。

読解のポイント

漢字の読み方

<竹取物語冒頭部>
名をば、さぬきの造のなむ言ひける

この「さぬきの造」ってなんて読むと思いますか?今ではこんな読み方は滅多にしないのですが「さぬきのみやつこ」と読むのです。

もしかすると、一部の学校などでは「さぬきのみやっこ」という風に習っているかもしれません。しかし、平安時代には促音はごく一部の資料にのみ記載されており、和文には見られません。なので、それは間違いだと思われるので「みやつこ」で覚えてくださいね。

古語の意味

かくて翁やうやう豊かになりゆく。

この「やうやう」とは副詞で「だんだん」と言う現代語訳をします。そのためこの文章は「そうして、翁はだんだんと裕福になっていった」という現代語訳になります。

竹取物語では、このように現代語訳とは異なった意味をする場合があります。ちょっと話は変わるのですが伊勢物語の場合、「ふるさと」と書いて現代の「故郷」ではなく、「寂れた田舎」と言う風に訳します。

つまり、古文では、現代の訳のまま訳してしまうと間違いが多くなるので注意が必要です。

読解の際の注意点

古文の読解は相当難しいので、紙の辞書を活用することをおすすめします。

筆者が使っている辞書は「三省堂 全訳読解古語辞典」というものを使っています。

この辞典はとてもわかりやすいので、古文読解には相当役立っています。分からない単語があれば、ぜひ調べて覚えてください。

おわりに

ぜひ覚えてくださいね。

(image by amanaimages)

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