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粗相をなくすために!猫のトイレのしつけ方法

筆者宅には、8歳半の雄猫と間もなく3歳になる雌猫の2匹がおります。この子たちのおトイレライフで、筆者宅で実践した「しつけ方法」と「トラブル体験談」について綴りたいと思います。

猫のしつけ方について

しつけは難しいものである

一般に、犬とは違って、猫をしつけるのは難しいといいます。確かに、猫を「人間の都合の良いように」しつけることは至難の業と筆者は考えています。

しかし、人間の都合に合わせるのではなく、猫の習性をよく知り、それにある程度人間が合わせてあげることで、人間と猫はスムーズに暮らせるものです。

人間の都合でトイレで用を足してもらうためには、猫の好みのトイレを猫の好みの場所に設置してあげることがいちばんのコツです。

猫の好きなトイレ

  • 落ち着くところにある(人通りが少なく静か)
  • いつも清潔(猫によっては、毎度掃除が必要なコもいる)
  • 好みの砂であること

ここで、筆者の経験した、3匹の猫の「はじめてトイレ」について紹介します。

「生後3か月の捨て猫」へのトイレのしつけ手順

まず一つ目は、筆者が子供の頃拾ってきた捨て猫が、家に来てはじめておトイレをした時の様子です。

STEP1:尿意を催しているのを察知する

元気に遊びまわってたのが、急に部屋の隅に行ってクンクンニオイをかぎまわり始めました。オシッコがしたいのだろうと気付いたものの、拾ってきたばかりで「猫砂」なんてあるわけもなかったのです。

STEP2:手近にある砂を用意する

とっさに「公園の砂取ってきて!」と母から指令を受けた筆者が、ダッシュで採取に行きました。その後猫は、お菓子の箱に公園の砂を入れた「即席トイレ」に上手に用を足し、家族で拍手喝采をしました。

ただしこの子の場合は、箱に入れて捨てられていたので、それまで飼い猫暮らしで、猫トイレも経験済みだったのかもしれません。以降はまったく粗相もなく、1度でトイレトレーニングは完了しました。

その即席トイレはかなり小さかったので、後に「そうめんの入っていた木箱」にたっぷり砂を入れ、室内ではなく内庭に設置しました。

数十年前のことなので、現在のような猫砂も普及しておらず、その時の猫砂は川や海で砂や砂利を採集してきて利用していたように覚えています。

「生後半年の野良猫」へのトイレのしつけ手順

STEP1:トイレの仕方が分からないと判断

現在、筆者宅にいる現在8歳雄猫は元々は野良猫でした。今までお外で用を足していたわけですから、いきなりトイレではしないかな、と思っていたのですが、なんのなんの。いわゆる紙製の大粒タイプの猫砂で、あっけなく用を足してくれました。

STEP2:仕つける必要もないと判断

この子は家に慣れるまで、家と外を自由に出入りしていたのですが、外でするときは庭の土の所で、家では紙製の猫砂でとちゃんと使い分けをしておりました。

「人工保育猫」のトイレのしつけ手順

STEP1:排泄時にトイレを促す

もう1匹、後から我が家に来た現在2歳の雌猫は、生後数時間で筆者に保護された完全人工保育猫。赤ちゃん時の排泄は母猫がやるようにお尻をちょんちょんと刺激して促してあげていましたが、生後1ヶ月頃になるとトイレトレーニングを始めました。

STEP2:即席トイレを設置

この子の過ごしていた箱の中に、やはりお菓子の空き箱で作った即席トイレを試しに設置。オシッコをしそうなタイミング(ミルクのあとなど)にそのトイレの上においてやる、というような感じです。

初めはなかなかトイレと認識せず、新しいベッドと勘違いする始末でした。

STEP3:数日経過し、排泄が出来るようになる

ココがトイレだとわかってもらうために、お尻をちょんちょんして出たオシッコをふきとったティッシュペーパーを、トイレの中においてニオイをつけてみたりもしました。

すると、いつのまにかこの仮設トイレで上手に排泄するようになっていました。設置して2日目くらいだった思います。

その後は行動も活発になり、箱の中よりも部屋の中で自由にする時間が急速に増えたので、箱の外にこの子用の小さなトイレを設置。しかしそれもつかの間、あっという間に先住猫のトイレを使うようになっていました。

設置したトイレについて

筆者宅での猫トイレコーナーは、洗面所、洗面ボウルのうしろです。スペースの都合上、現在は1個のトイレを2匹が共用しています。すぐ「一杯」になるので、こまめな掃除は必須です。

ただし、猫ちゃんによっては、他の猫が使用したトイレは使わない、という神経質な子もいるので、できれば頭数分プラス1個設置するのが理想です。

この場所に設置した理由

  • 理由1:換気や掃除を楽にするため

ここならば、リビングなどに比べれば人通りは少なく、しかも換気しやすく、トイレ掃除のあとも手など洗いやすいのでとても便利でオススメです。夏場はやっぱり、頑張って掃除しても臭ったりするのでリビングは辛いかなぁと筆者は思います。

  • 理由2:フード付きのトイレにしたのは砂の飛散を防ぐため

トイレはフードつきを利用。人の側からするとニオイの立ちこめるのがやや抑えられるメリットが、猫の側もどうやら落ち着くようでメリットがあるようです。

砂の飛び散りも、おそらく開放型よりはマシだと思いますが、それでも入り口付近に砂が散乱するので、100円均一ショップで購入した人工芝マットを敷いています。トイレから出てここを通る時、肉球の間に挟まった砂がマット下に落ちて、少しは散乱を防げます。

  • 理由3:清掃用具を設置しやすいため

写真の白く丸いフタ付きバケツはゴミ箱。猫のフン処理は小さな袋に入れてl口を縛り、この中にゴミを捨てます。

また、トイレ脇においている洗剤の空き箱は、猫トイレ掃除用のスコップを入れています。洗剤箱が空くたびにこの箱は入れ替えます。洗剤の香りでトイレ臭も多少緩和されて一石二鳥です。

猫砂について

さて、大切な猫砂についてです。猫によって砂の好みは色々で、どんな砂でもOKな猫ちゃんもいるようですが、けっこうこだわる猫も多いです。

現在は、粒の細かいタイプでいわゆる鉱物砂(ベントナイト)を使用しております。初めは筆者宅の都合で、大粒の紙製のものや、ウッディタイプ、おからタイプなど様々なものを試していました。

粗相する猫を正しい排泄に促すポイント

粗相の内容

家に保護して以来、問題なくトイレ出来ていた雄猫が突然、畳んだ衣類の上、布団の上など「そこだけは止めて!」と叫びたくなるような場所でばかり、粗相をし始めました。

「トイレが清潔じゃないと粗相する」とも聞いたので、掃除の頻度を増やしましたが解決しなかったです。構ってやらなかったからかな、と沢山遊んであげても効果なし。

筆者が困っていると、猫のほうもなかなかわかってもらえず困っていたのか、大胆な手段に打って出ました。なんと、顔を洗おうと洗面所に向かった筆者を追いかけてきて、洗面ボウルに先回りすると、その排水溝にしゃがんで「オシッコ」したのです!

粗相の対処方法

筆者のまさに目前で放尿とは、何か訴えているに違いない!でもいったい何を訴えてるのかわかりませんでした。

もしかして、今使っている前のタイプの猫砂に戻してほしいという態度の現れからくる行動ではないのかと思い、慌ててホームセンターへ買いに走り、以前の砂に交換しました。するとピタッと粗相は治まりました。

正しい排泄に促すポイント

ポイント1:トイレの清潔が保たれているか確認する

猫は上手に排泄物に砂をかけて隠すので、一見そんなに汚れていないように見えても、意外と便や尿で固まった砂でいっぱいになっていることがあります。もしやと思う場合は、排泄物を取り除く頻度を上げてみましょう。

中には、お掃除後1回でも使用したトイレには絶対入らないという、気難しいコもいるらしいです。留守することが多く、頻繁にお掃除できない場合は、トイレの数を増やしてみましょう。

ポイント2:猫が何か訴えようとしていないか確認する

  • 遊びが足りない場合

なるべく構ってあげる時間を増やしてみましょう。
忙しい場合は、声をマメにかけてあげるだけでも違うと思います。

  • ご飯が足りない場合

まだ若い猫で、食欲旺盛な場合は、1日2回と決めず回数を増やしてみましょう。ただし、トータル量には気をつけないと肥満につながるので気をつけましょう。

  • 砂が気に入らない場合

筆者宅はこれでした。猫は、えてしてヒトに都合の良い「大粒タイプ」よりも、飛び散ったり重かったりと扱いの大変な「鉱物砂タイプ」を好むようです。これはもともと、家猫の祖先がエジプトの砂漠に住んでいた名残だという説が有力だからでしょう。

ポイント3:病気が隠れていないか確認する

膀胱炎や尿路疾患による排尿障害で、うまくトイレでできなくなる場合があるので要注意です。もし、何度もトイレに入るのに排尿出来ていないようなことが見られたら、即病院へ行って診断してもらった方が良いでしょう。

避けたほうが良いしつけ方法

よく言われるとおり、頭ごなしにしかっても意味がありません。上記の通り、猫の粗相には必ず理由が存在します。その理由を見つけて飼い主側が解決する方法へ導いてあげなければいつまで経ってもしつけが良くならないでしょう。

おわりに

猫は気ままな生き物です。トイレにしても、食事にしても、なかなか飼い主が思うようには行かなかったりします。けれど、猫の目線で、よ~く猫のキモチを考えてみると、なるほど何がいいたいのか見えてきます。そして、なるべくそれに合わせてあげる事で猫との生活をより楽しむことが出来ます。

筆者の周りの猫たちの、はじめてトイレ体験談は如何だったでしょうか?猫と楽しく暮らしたい皆様の参考に、すこしでもなれば幸いです。

(photo by 著者)

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