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    中学<古文>徒然草の読解ポイント!

    今回は、中学国語で習う「徒然草」の読解ポイントをご紹介します。

    基本的な事項

    • 成立・・・鎌倉時代末期
    • 作者・・・吉田兼好(別名:兼好法師)
    • ジャンル・・・随筆文

    徒然草の大まかな内容

    徒然草は、今私たちが生きてて考えていることを表している作品です。

    本文中からたとえを出すのであれば、

    道を学する人、夕には朝あらん事を思ひ、朝には夕あらんことを思ひて、かさねてねんごろに修せんことを期す。況んや一刹那のうちにおいて、懈怠の心ある事を知らんや。 何ぞ、ただ今の一念において、直ちに事の甚だ難き。(第92段)

    これを訳すと、

    仏道修業をする人が、夕方には翌日の朝があることを思い、朝には夕方があると思って、その時になればもう一度念を入れて修業しようと先を当てにする。そんな長い時間でもそうだから、一瞬の間のうちのことで怠け心が生じるのが分かるはずがない。何があれども、現在のこの瞬間において、やるべきことをすぐに実行するのがいかに困難であることなのだろうか。

    という訳になります。

    つまり、試験勉強をしようとして、「まだテストまで1週間あるから明日やろー!」とかいいつつ、次の日には、「まあまだ大丈夫だから明日やる!」とかいって、また次の日・・・と続き、気づけばテスト前日で焦っていても、すでに怠け心がついているから、それをすぐに実行するのがどれだけ困難であるのかということを表しています。

    文体

    徒然草は序段を含め244段から成立しています。

    また、和漢混淆文かな文字が中心の和文が混在していることもポイントです。

    読解のポイント!

    冒頭部分

    おさえておきたい部分は、序盤です。
    冒頭部分は、有名なので、ぜひ押さえておいてください。

    つれづれなるままに、日暮らし硯に向かひ(い)て心に移りゆくよしないことをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそもの狂ほしけれ。

    これが原文です。これを現代語訳すると、

    「することがなく暇だったので、一日中硯に向かって心の中に浮かんでは消えていくとりとめのないことをなんとなく紙に書きつけると不思議と頭が変になったみたいだよ」

    と言う風になります。

    なぜ、こうなるのかと言うと、

    • つれづれなる・・・することがなく暇だ
    • 日暮らし・・・一日中
    • あやし・・・不思議と
    • もの狂ほしけれ・・・狂ったみたいだ

    という和訳ができるからなのです。 これらを総合的にひっくるめたものが現代語訳として、成り立つということです。

    古語辞典を活用する

    筆者のおすすめは、古語辞典を片手に持って読解することです。自分の知識だけでは、古文は初見で中々解くことはできません。

    なので、分からないものには付箋を付けるなどしてあとから見返せるようにして、古語辞典で調べることがもっとも読解に必要なことなのです。

    おわりに

    ぜひ、参考にして覚えてくださいね!

    (image by amanaimages)

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