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古文の文法「ラ行変格活用の動詞」の学び方

ラ変動詞では、その種類と活用形を覚えましょう。

ラ行変格活用の活用形を覚えると、似た活用形の他の品詞の活用を覚えることにも役立ちます。

ぜひ暗記しましょう。

ラ行変格活用の動詞

ラ変動詞

ラ変動詞は「あり」「をり」「はべり」「いますがり」の4つです。

意味

  • あり:ある、いる
  • をり:居る
  • はべり:お仕えする、おそばにいる(「あり」「をり」の謙譲語)
  • いますがり:いらっしゃる(「あり」「をり」の尊敬語)

ラ行変格活用の活用形

活用表

ラ行変格活用の活用形は以下のようになります。今回は「あり」を例にとって説明します。

  • 基本形:あり
  • 語幹:あ
  • 未然形:ら
  • 連用形:り
  • 終止形:り
  • 連体形:る
  • 已然形:れ
  • 命令形:れ
「あり」以外の3つも、語尾の「り」を活用させます。

使い方の例と訳

  • 宿直人にてはべらむ。(未然形):「宿直番としてお仕えしよう。」
  • 昔、男ありけり。(連用形):「昔、男がた。」
  • 住む人のあればなるべし。(已然形):「住む人があるからであろう。」

ラ行変格活用と似た活用をする品詞

形容動詞、カリ活用の形容詞

例えば形容動詞の活用は以下のようになります。

  • 未然形:なら、たら
  • 連用形:なり、たり
  • 終止形:なり、たり
  • 連体形:なる、たる
  • 已然形:なれ、たれ
  • 命令形:なれ、たれ

このように、ラ行変格活用と同じ活用形になります。

同じく形容詞、形容動詞型活用になる「なり、たり(断定)」の助動詞も同じ活用形です。

ラ変型活用の助動詞

ラ変型活用の助動詞とは、「けり(過去)・たり、り(完了)・めり(推量)・なり(推定)」です。

  • 基本形:けり
  • 未然形:けら
  • 連用形:○
  • 終止形:けり
  • 連体形:ける
  • 已然形:けれ
  • 命令形:○

こちらも○以外は同じように活用します。

打消の助動詞「ず」

打消の助動詞「ず」もラ変動詞と同じ活用をします。

  • 基本形:ず
  • 未然形:ざら
  • 連用形:ざり
  • 終止形:なし
  • 連体形:ざる
  • 已然形:ざれ
  • 命令形:ざれ

おわりに

いかがでしたでしょうか。

変動詞の活用を覚えていたら、沢山の他の品詞の活用も理解することができます。

(image by amanaimages)

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