ご当地キャラクターが脚光を浴びている今日この頃ですが、その中でも滋賀県の「ひこにゃん」は安定して人気が高いように思います。今回は、街のあちこちでひこにゃんを目にしながら旅をした彦根エリアのおススメスポットをご紹介したいと思います。
筆者の旅行の概要
2013年4月中旬に、2泊3日の日程で滋賀県の湖東・彦根・湖西エリアなどを旅行してきました。電車に折りたたみ自転車を積み込んでの一人旅でした。
観光スポットに立ち寄ったり、地元の美味しいものを食べたり、気持ち良さそうな道があったら電車を降りて自転車を漕いだりと、のんびりした時間を楽しみました。
旅行の詳細体験記~おススメの観光スポット~
彦根城
世界遺産登録を目指している井伊家ゆかりの江戸期の城です。城や櫓など移築によるものが多いので、別名“リサイクル城”とも呼ばれています。天守の最上階からは琵琶湖を一望でき、その美しさに日頃の疲れが吹き飛びました。
その他、重要文化財に指定されている馬屋や4つの櫓もほぼ全て見学できるようになっており、見どころがいっぱいでした。
入場券
- 大人600円
- 小中学生200円
旅行の詳細体験記~おススメのグルメ~
「分福茶屋」のつぶら餅
彦根城のすぐ近くに、「夢京橋キャッスルロード」という昔ながらの和の雰囲気を大切にしたお店が立ち並んだ通りがあります。ここには有名なお土産屋さんや食事処がたくさんあるのですが、ちょっと足が疲れた時などに立ち寄るのにおススメなのがこちらの甘味処です。
アツアツのお餅に粒あんがくるまれた名物のつぶら餅は、味はもちろんのこと、そのコロコロとした可愛らしい形が何とも言えず愛嬌たっぷりです。1個60円。
旅行の詳細体験記~おススメのアクティビティ~
琵琶湖周辺や城下町のサイクリング
彦根城から琵琶湖までは、2kmほどしか離れていません。筆者は自前の自転車を持って行きましたが、彦根駅ではレンタサイクルを利用することもできるので、天気が良ければそこで自転車を借りてサイクリングを楽しんでみるのはいかがでしょうか。
特に、琵琶湖を片側に臨みながらのサイクリングは本当に爽快で、どこまでも漕いでいきたい気分になりました。
このエリアの良かったところ
彦根城とその周辺の観光整備ができている
天守閣だけでなく櫓の中も見学ができたり、彦根城の拝観券で城の北東にある大名庭園の玄宮園も散策できたり、満足度が高かったです。少し歩けば琵琶湖も近く、湖周辺の自転車用の道も整備されていて、地元の観光資源をきちんと活かしているなぁという印象を受けました。
このエリアのイマイチだったところ
彦根城の天守閣の階段がすさまじく急峻
昔の建物に取り付けているので仕方ないのかもしれませんが、彦根城の天守閣の階段は「何これ!?」と一瞬自分の目を疑ってしまうような急峻さでした。案の定年配の方は特に苦労されていて、下が見えないように後ろ向きに降りたりとめいめい工夫しておられました。
彦根エリアを旅行する人に向けてアドバイス
彦根城では、今年の4月から毎日ひこにゃんに会うチャンスができるそうです。10時半から11時までは天守閣前、13時半から14時と15時から15時半までの2回は彦根城博物館玄関前に登場するとのことですので、ひこにゃん好きな方はこの時間を狙ってぜひ旅行なさって下さいね。
おわりに
帰ってお土産をひろげてみると、ほとんどひこにゃん関連のものばかりでした。ご当地キャラの影響力ってすごいですね。皆さんも、彦根で歴史の風を感じたり、体を思いっきり動かしたり、ご当地キャラに癒されたり、思い思いの楽しい旅を計画されてみてはいかがでしょうか。
(image by 筆者)