\ フォローしてね /

自分で申請してみた!不動産相続登記の手続きの流れ【体験談】

「不動産登記って聞くと何だか難しそうだし、面倒なんだろうな」という印象を最初に受けませんか。そして、結局は司法書士に依頼というのがほとんどの例ではないでしょうか。

しかし、通常の相続登記は思ったより難しくありません。こちらの記事では個人で不動産の相続登記を行う方法を紹介します。この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。

筆者の不動産相続登記のいきさつ

妻の父親が他界し、妻の父親の不動産を相続するために不動産登記に挑戦しました。

妻の父親には、配偶者の他に2人の娘と養子縁組した子がいました。つまり、法定相続人は、配偶者が2分の1。そして子が6分の1ずつとなり、6分の1×3名で合計が子の法定相続権割合の2分の1となります。

今回の場合は「すべての不動産を配偶者に相続する」という内容でした。

まず、下記にまとめた必要な書類を揃えます。これらの書類は市役所で申請して交付してもらう書類が多いため「事前に誰が申請しても交付してもらえるか」「委任状は必要か」「申請に必要な持ち物」など市役所に電話して確認してから行きました。必要な書類は、被相続人の妻と筆者の妻で市役所に行って申請、交付してもらいました。

被相続人は幼少の頃、北海道に本籍をおいていたことが判明して、北海道の町役場に電話して、戸籍謄本を取り寄せました。遠方の場合は郵便申請で交付してもらえます。すべての書類は10日間ほどで揃えることが出来ました。

その後、妻とともに法務局に出向きました。書類の審査を登記官にお願いしてみると、快く引き受けてくださいました。無事に登記申請書を受け付けていただき、その後1週間後に登記が完了したという通知が相続人あてに届きました。

相続のルールこちらに記載されているのでご確認ください。相続人の範囲と法定相続手分(国税庁HP)

相続登記に必要な書類

被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本と除籍謄本

これは被相続人の法定相続人を確認するためのものです。極端な例を挙げますと、被相続人に現在の家族以外に子が居たりしていないかという確認です。

遺産分割協議書

これは被相続人の相続財産を、法定相続人がどのような分割割合で相続するのかを協議した結果を証する書面です。様式は、ネット上で「遺産分割協議書」と入力して検索すると色々出てきます。

今回の相続登記の対象となる不動産を記載します。法定相続人全員の印鑑が必要です。

相続関係説明図

被相続人と法定相続人との生年月日や関係を図示したものです。相続人が作成し、作成者の印鑑を押印します。

実際に相続することとなる方の住民票

今回の場合は、被相続人の配偶者の住民票を取得しました。

法定相続人全員の印鑑証明書

各市町村の窓口や発行機に「印鑑登録証(カード)」を持参して向かいます。

登記申請書

法務省の様式を利用しました。

課税価格とは、相続する不動産の固定資産税評価額の合計額です。

固定資産評価額通知書

相続しようとする不動産の所在する自治体で発行してもらえます。無料で交付してもらえる場合が多いです。

提出書類のつづり方

上記のものが揃ったらいよいよ提出の準備です。下記の項目の順番につづっていきます。

  • :登記申請書
  • 白紙(収入印紙を貼付する台紙)
  • 登記申請書と割り印が必要
  • 相続関係説明図
  • 実際相続することとなる方の住民票
  • 遺産分割協議書
  • 印鑑登録証明書
  • :固定資産評価額証明書

これらのものをホチキスで二か所留めします。戸籍謄本や除籍謄本は一緒に綴じずに提出します。作成部数は1通で構いません。

かかった費用

筆者の場合、登録免許税のみでした。収入印紙は法務局の窓口でも扱っていますから、事前に貼付して行かなくても大丈夫です。

例えば、不動産の評価額の合計金額が、5,555,000円だとすると、5,555,000円×千分の4=22,220円となります。登録免許税は100円未満は切り捨てですから、22,200円となります。あとの経費は一切かかりませんでした。

大変だったこと、後悔していること

法務局は、平日の昼間しか開いていません。登記官に指導を受けようとしたり、直接窓口に提出したりしようとうると、どうしても仕事を休まないと出来なかったので大変でした。平日の昼間に時間が取れる方は問題ないと思います。

後悔していることは、特にありません。ただ今思えば、はじめての登記だったこともあり、一回足を運べば済むところが二回足を運んだりと随分無駄のある動きをしたような気もします。

今度同じような機会があった時は、スムーズに相続登記が出来るようにしっかりと記録に残したので次回以降はこのような手間を取らないと思います。

振り返ってみて思うこと

結構細かな点で分からないこととかあって、法務局に質問したい内容をまとめて一度だけ事前に質問に行きました。登記官は大変親切に教えてくださいます。安心して法務局に足を運んでお尋ねすることをお勧めします。

おわりに

パソコンさえあれば簡単に様式も取り出せますし、司法書士に依頼するよりは一度や二度、仕事を休んで法務局に行ったとしても格安だと思います。

ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

(image by amanaimages)

このライフレシピを書いた人
このライフレシピに関係するタグ

編集部にリクエスト!

「こんなライフレシピがほしい」や「ここがわかりにくかった」などをお送りください。