\ フォローしてね /

今さら聞けない!テレビ業界用語&裏事情

なんとなく聞いたことがあるテレビ業界用語、意味が気になるけど今さら誰かに聞けない!という方のために、よく聞く言葉の意味、由来などをまとめてみました。

「テレビ欄」に関する用語

ラ・テ欄

一般的には、新聞の最終面にあるテレビ番組表のことを「テレビ欄」と呼びますが、マスコミ業界では「ラ・テ欄」と呼びます。「ラ」は「ラジオ」、「テ」は「テレビ」を指します。

昔の新聞の最終面はラジオとテレビ両方の番組表が書かれており、開局の早いラジオがメインだったため「ラジオ・テレビ欄」でした。テレビの局数が増えた現在では、地上波テレビ局は最終面(NHKBSとWOWOW含む)、ラジオ局と衛星放送局は中面に分かれていますが、最終面は昔のなごりで「ラ・テ欄」のまま呼ばれています。

ゴールデンタイム

一日のうち19-22時の放送時間帯のことを指します。各局、視聴率を獲得できる人気番組をここに当ててくることが多いです。

テレビ局は時間帯によって、見ている人の性別・年齢などのデータに基づき番組の編成を決めています。ゴールデンタイムは主婦、学生、シニア層が食事をしながら見ていることが多く、バラエティやドラマ中心のラインナップになっています。社会人層は帰宅時間が遅く、22時以降や深夜番組のターゲットにされやすいです。

ちなみに、他の時間帯を指す言葉としては、

  • プライムタイム:19-23時
  • 全日:6-24時

などがあげられます。視聴率の良し悪しを見るときに、これらの時間帯ごとに他局と比較したりします。

「局」に関する用語

民放

「民間放送」のことで、NHK(NHKBS含む)以外の局のことを指します。これに対し、NHKは「公共放送」にあたります。

民間放送と公共放送の違いは、「CMの有無」「受信料の有無」と思っている方もいますが、厳密には法人形態の違いです。衛星放送では、視聴料がある代わりにCMの無い局もあります。

地上波

「地上波放送」のことで、NHKと民放キー局、ローカル局、独立局が含まれます。これに対し、NHKBSやWOWOW、各BS局・CS局は「衛星放送」にあたります。

よく映画の番宣で「地上波初!」なんて言いますが、「地上波初」=「衛星放送ではやってた」ということで、BS局やCS局では以前放送していた可能性があります。

キー局:ネットワークの中心となる東京の放送局のこと
番宣:「番組宣伝」の略称

独立局

「独立放送局」のことです。「独立」とは「ネットワークに属していない」という意味です。

民放は、キー局を中心にそれぞれのネットワークがあり、各県にその系列のローカル局が存在しています。例えば、島根県では日本海テレビ(日テレ系)、山陰放送(TBS系)、山陰中央テレビ(フジテレビ系)となります。

ローカル局は自局で製作した番組だけでなく、キー局が全国ネットで放送するものは同じタイミングで放送していたりします。一方で、そのネットワークに属さず、独立した放送を行なっているのが独立局なのです。

  • 東京メトロポリタンテレビジョン(MX)[東京]
  • テレビ神奈川(tvk)[神奈川]
  • テレビ埼玉(TVS)[埼玉]
  • 京都放送(KBS)[京都]
  • サンテレビ(SUN)[兵庫]

などが独立局になります。ちなみに、独立局の番組表も最終面ではなく中面のテレビ欄に載っています。

全国ネット:全国のネットワーク局で放送する、ということ

CX

よくお笑い芸人がフジテレビのことを「CX」と言ったりしますが、これは「コールサイン」という電波の識別信号(文字列)の一部を指しています。

深夜や早朝のテレビで、「こちらは、JO●●-(D)TV、●●テレビです。」などといった放送が流れるのをみたことがありませんか?その「JO●●-(D)TV」がその局の識別信号で、「●●」の部分は各局に別々の文字列が割り振られています。

それが由来で、芸能人だけでなくマスコミ業界全般で、フジテレビのことを「CX」と言うことがあります。フジテレビ以外の局に対してはあまり使うことはありません。

「こちらは…」という放送は「局名告知」といい、各局が放送開始・終了時に放送する義務があります。

「番組」に関する用語

「ご覧のスポンサーの提供でお送りします。」

テレビCMの出し方には大きく分けて2種類あり、その一つが「タイム」です。

タイムとは、1番組に対して1クール(3ヶ月)など期間を決めてCMを出稿することを指します。番組の始まりに「ご覧のスポンサーの提供でお送りします。」と紹介される企業は、その番組にタイム提供している企業ということです。

1社が単独で提供している場合は「冠スポンサー」といい、「●●presents」などと番組名に企業名や商品名が入ったりします。

タイアップ(番組)

「タイアップ」とは、もともとはCMやドラマに楽曲を提供することを指していましたが、最近ではバラエティなどで商品やサービス、企業そのもののPRを行うこともタイアップと呼びます。

あくまで番組のコンテンツとして見せられるため、視聴者は楽しみながら企業や商品のことを知ることができます。それを狙い、近年タイアップ番組がどんどん増えてきています。番組表をよく見てみると、かなりの数のタイアップ番組を発見できるでしょう。

「番組のような広告」を放送している事例はタイアップの他にもあり、企業側が製作した長尺CMを「番組」として放送することもあります。この時、番組表には「CM」とではなく「番組名」が載っており、内容も情報番組のような体裁なので、CMと気づきにくいこともあります。

おわりに

スッキリしましたか?裏事情を知って、今まで以上にテレビを楽しみましょう!

テレビもいいけどインターネットもね!

(image by amanaimages)

このライフレシピを書いた人
Banner line

編集部にリクエスト!

「こんなライフレシピがほしい」や「ここがわかりにくかった」などをお送りください。