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ベーカント?スキッパー?ホテル業界用語11選

ホテルのロビーなどでそっと耳をすませてみてください。すると、なにか耳慣れない「デポ」「ベーカント」「スキッパー」などという言葉が飛び交っているのを聞くかもしれません。それらはホテルの従業員だけが使っている業界用語。今回は、そんなホテル内でだけ通用する専門用語をいくつか紹介します。意味を知っているからといって特にいいことはないのですが、滞在したホテルの内部事情がよくわかって楽しいかもしれません。

日々訪れるあらゆるお客様に最高のサービスを提供するホテル業界、そんなホテルの従業員が使っている業界用語を解説します!

フロント業務に関する用語

1.レジ(レジカード)

宿泊台帳のことを指します。チェックイン時に宿泊者がフロントで記入するカードのことです。

2.プリレジ

レジにあらかじめ、客の情報をプリントしておいたもののことを指します。

常連客は過去宿泊したときの情報が残っているので、チェックイン時はレジにサインをするだけで手続きを終えられるよう、プリレジを用意しておきます。

3.デポ

デポジット、受付金のことを指します。

チェックアウト時に宿泊費を支払う場合、チェックイン時にいくらか受付金を請求する場合があります。常連客は信用があるため、請求しないこともあります。

通常、ハイクラスのホテルだとデポは取りません。

4.ベーカント(ベイカント)

部屋が準備できており客を案内できる状態のことを指します。

部屋の状態はアウト→フリッカー→ベーカントという3つの段階があり、

  • アウト:客がチェックアウトしたあとの状態
  • フリッカー:メイドさんが清掃を終えた状態
  • ベーカント:チェッカーさんが部屋のチェックを完了した状態

となります。

ホテルの清掃員には掃除をするメイドさんと、清掃後の部屋をチェックするチェッカーさんの2種類がいます。
何らかの理由により客を案内できない部屋を「故障部屋」と言ったりします。

5.ビル

請求書のことを指します。フロントで「ビルは出した?」なんて会話が聞こえることもあります。

6.ミスク処理

ミニバー、ランドリーなど各種サービスを利用した料金をビルにつける作業のことを指します。

7.ナイト

夜勤のことを指します。

ホテルの従業員は、朝→夕方、昼→夜、夕方→翌朝、の3交代制で働いていることが多いです。とくにフロント業務は24時間、客の対応が求められますので大変ですよね。

ちなみに、ホテルの業務で夜勤をするのはフロントだけではなく、例えばレストランのスタッフは閉店後にクローズ作業→仮眠→朝食の準備…といった流れで夜勤を行う場合もあります。

夜勤明けのことは「ナイト明け」と言います。

客に関する用語

8.ウォークイン

予約なしでホテルに宿泊しに訪れる客のことを指します。空き部屋があれば無駄なく販売できますので、ホテルにとってはうれしい客かもしれません。

9.ノーショー

予約を入れているのに宿泊しに来ない客のことを指します。空き部屋ができてしまいますので、この手の客はホテルにとって非常に困りものです。

10.スキッパー

宿泊後に宿泊費を払わずに帰ってしまう客のことを指します。絶対マネしてはいけません!

11.VIP

一般的に重要な客のことを広くVIP(ヴィップ)と呼ぶことがありますが、ホテル業界にとってのVIPは、総理大臣や天皇陛下、国賓などの要人のことを指します。VIPが宿泊する際にはあらゆるシーンで特別な対応が求められますので、VIP対応ができるホテルは限られます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?宿泊の際はぜひ、フロントでの会話に耳を傾けてみてくださいね!

(image by amanaimages)

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