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家庭菜園を始める方向け!効率のよい畑プランの立て方

この記事では、家庭菜園を始める際の畑プランの立て方をご紹介します。

家庭菜園の概要

画像は、2013年5月23日現在の我が家の菜園(3m×8mほど)です。夏野菜の植え付けを終え、菜園が最も賑やかになる季節です。

現在育成中の野菜を簡単にご紹介します。手前から玉ねぎ・苺・トウモロコシ・じゃがいも・苺・ミニトマト・なす・パプリカ・さつまいも×2、となっています。

畑プランの立て方

STEP1:野菜の性質を知る

まずは野菜の育成に適した畝幅・株間、そして連作(同じ場所で連続して同じ作物を作ること)可能な野菜であるか、それができない場合、次回の植え付けまでどの程度期間をあける必要があるのかを調べます。

  • 例1)ミニトマト…畝幅1m、1条・2条植えいずれも株間50cm、連作不可(5年以上)
  • 例2)サツマイモ…畝高30cm、株間30~40cm、連作可能

STEP2:数年先を見据えてプランを立てる

翌年以降も同じ野菜を作りたいのであれば、「例1)」のミニトマトなど連作不可の野菜は植え付ける場所を年単位で考える必要があります。

筆者の菜園では1m幅の畝を7本ほど作ることができるので、1年目は畝A、2年目は畝B…といった具合にローテーションが可能です。

スペースが限られていて2本ほどしか畝が立たない、という場合は、年ごとに畝を変えて育てた後、3年目~5年目までは別の野菜に変える、などといった工夫が必要になります。

「例2)」のサツマイモのように連作可能な野菜であれば、ローテーションを考える必要はありません。

同じものを同じ場所で作ってもかまいませんし、連作不可の野菜のローテーションに組み込んで場所を変えていくこともできます。

「例1)」の場合、全く同じ野菜でなくても、トマトとナスなどといった同じ科の植物も避けるよう、注意が必要です。

STEP3:紙に描いてみる

筆者は紙に描いてプランを考えています。チラシの裏でも何でもかまいません。自らの菜園とするスペースを描き、そのスペース内に見合ったサイズで畝と作る野菜を書き入れます。

次の見出しで細かく例を挙げて説明します。

紙の書き方

1年目

今回は夏野菜で揃えてみましたが、もちろん育成時期の異なる野菜を組み込んでもOKです。

1年目にこの4種(トマト・サツマイモ・キュウリ・トウモロコシ)の野菜を作ったとします。この中で連作を嫌う野菜はトマトとキュウリです。

サツマイモとトウモロコシは連作が可能ですが、同じ場所を続けて使うより、連作を苦手とする野菜のスペース確保のためにも、ローテーションに組み込んでしまえば効率が良くなります。

毎年植える場所をローテーションするのです。例えば翌年は、画像の赤矢印の通りに、作る野菜をずらせばいいわけです。

2年目

同じ科の野菜を同じ場所で作らないよう、毎年植える場所をローテーションしていくとわかりやすいです。

ずっと同じ野菜を作り続ける必要はありません。しかしこうしてプランを立て、実際に何の野菜をどの場所に植えたかを記録しておけば、次に別の野菜を作る際、どの場所で作るのか好ましいかが見えてきます。

連作障害を起こさないようにするためのアドバイス

連作障害というのは、同じ科の野菜を続けて作ることで、土壌内の窒素、リン酸、カリのバランスが崩れ、何らかの障害が出ることを言います。

1.接ぎ木苗を使う

上記のローテーションではトマトに必要な5年を待つことなく、4年後には同じ場所で作ることになってしまいます。

ここで違う科の野菜に変えてみる、というのも良いのですが、筆者の場合は接ぎ木苗を使ってそのまま強行します。

接ぎ木苗とは連作に比較的強い野菜の根を接ぐことで、連作障害が出にくくされている苗のことです。

通常の苗より多少値は張りますが、筆者は接ぎ木苗を利用し、3年ほどの間隔で同じ場所にミニトマトなどナス科の野菜を植えています。これまでのところ、障害らしき症状は出ていません。

2.トウモロコシをローテーションに組み込む

また、トウモロコシをローテーションに組み込むのもポイントです。

トウモロコシは、偏りがちな土壌をフラットな状態へ近づけるという利点を持った野菜と言われています。

筆者の菜園でも、今年初めてトウモロコシの栽培を始めてみました。当初の畑プランの甘さから、ナス科の植物を植え付ける場所の確保が難しくなってきたのです。

おわりに

土壌の状態というものは目に見えるわけではないですし、実際に育ててみて、問題が起きて初めて分かるようなものです。

大事に育てていた野菜が病気になり、収穫を断念しなければならないのはとても残念なことですよね。その可能性を少しでも避けるためにも、最低限の計画性は必要だと思うのです。

前もって立てたプランをもとに、効率よく菜園ライフを楽しみましょう。

(image by 筆者)

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