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    おはぎ?ぼたもち?和菓子の由来まとめ[季節のお菓子編]

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    和菓子には季節感を感じられるものが多いですが、その中でも2種類あるそうです。一つは「その季節だけに作られる和菓子」、もう一つは「季節を表現する和菓子」です。

    ここでは「その季節だけに作られる和菓子」の主なものを取り上げ、それら和菓子がどこでどのように生まれて現代でも楽しまれているのか。季節ごとに楽しまれる和菓子の由来について紹介します。

    季節の和菓子

    うぐいす餅

    1580年ごろ、豊臣秀吉が招かれた茶会に「珍菓を作れ」と御用菓子司が命じられました。そこで出した菓子を秀吉が気に入り「この餅をうぐいす餅と名付けよ」と菓銘を下賜したことがうぐいす餅の始まりとされています。

    現在では、1月の終わりから2月の初めにかけて和菓子屋などで購入することができる春先の和菓子として人気です。

    ひなあられ

    日本人であればほとんどの方が食べたことがある「ひなあられ」は、3月3日の桃の節句で食べられるお菓子として有名ですね。

    ひなあられは、ひな遊びに由来すると言われています。雛遊びとは、子どもたちが普段遊ぶ人形に野山などを見せてあげようと人形を連れて外に遊びに出ることだそうです。このひな遊びに携帯する食べ物が「ひなあられ」と呼ばれるようになったのです。

    現在でもひな壇に飾る菱餅を砕いて「ひなあられ」を作ったとも言われています。

    柏餅(かしわもち)

    柏餅は5月5日の端午の節句に食べられる和菓子です。柏の木は新芽が出ないと古い葉が落ちません。家を途絶えさせないためにも子孫繁栄をさせたい武家社会に縁起物として喜ばれたそうです。

    また、縁起の良さの他にも、餡を包むときの手つきが柏手を売っているように見えることから“めでたい”という意味もあったようです。

    ちまき

    ちまきも柏餅と同じように5月5日に食べられるお菓子です。ちまきは、中国から伝わったもので、中国の伝説が由来とされています。

    その伝説では、湖にいて供え物を横取りするという悪龍に食べられないように、供え物の菓子を牛の角のような尖った形にしたといわれています。昔はちまきを「角黍」と書いていたことからもこの伝説が元になっていることが分かります。

    大事な穀物で作ったちまきを神聖なものとする風習が、中国の伝説や端午の節句と結びつき5月5日に食べられるようになったようです。

    月見だんご

    十五夜では今後の収穫を祈って、十三夜は五穀豊穣に感謝して、収穫物で作る米の団子を供えたのが月見だんごの由来だと言われています。

    月見団子は一般的には12個、うるう年には13個お供えします。お月見で団子を供える風習は江戸時代頃から一般的になったと言われています。

    おはぎ・ぼたもち

    「春のものを『ぼたもち』、秋のものを『おはぎ』」とする説があります。このように季節によって呼び名が変わる和菓子もあります。

    おはぎは、小豆の皮が転々と散らばっている様子から、咲き乱れる小さな荻の花に例え「荻の餅」「荻の花」と呼ばれていたものが由来となっています。それが中世の女官の言葉遣いで「おはぎ」と呼ばれるようになったそうです。

    赤い小豆餡を使っていることから、牡丹の花に似ているということが「ぼたもち」の由来とされています。

    また、餅でありながら臼でつかず、隣の住人に気づかれずできあがることから「隣知らず」とも呼ばれていたそうです。

    おわりに

    季節で楽しめる和菓子の由来について紹介しました。最近では、桃の節句や端午の節句を簡単に済ませる家庭も多いようです。お菓子だけでもその時の気分を味わってみてはいかがでしょうか。

    由来はいくつもあるものの中から筆者が選んだものです。記述されていない説があることもご了承ください。
    生菓子・半生菓子・干菓子の分類は作り方や材料によって変化します。今回は一般的だと思われるような分類を紹介しました。
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