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「誰かの役に立つかもしれないから」――「NAVERまとめ」でまとめ続ける会社員

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会社員の鳴海淳義さんは、「NAVERまとめ」を始めて5カ月。これまで約55件の「まとめ」を公開し、累計190万ものページビュー(PV)を稼いできた。

「NAVERまとめ」は、URLや画像、動画などネット上のさまざまなコンテンツを、テーマに沿ってまとめて公開できるサービスだ。鳴海さんは、「としまえんプールの広告が毎年すごい」「「 #川越シェフ夢小説 」傑作まとめなど、数々のヒットまとめを作ってきた。

NAVERまとめでは、まとめた記事のページビュー(PV)などに応じて、報酬が支払われる仕組み。これまでに約15万円受け取ったが、報酬目当てで続けているのではない。

「自分の中にとどめておいたものをネットに流すと、誰かに届いて、喜んでもらたりする」――それが楽しいという。

「ブログは続いたことがないが、まとめなら」

NAVERまとめを始めたのは今年8月半ば。転職を機にできた1カ月ほどの休みを使い、さまざまなWebサービスを試していた。「NAVERまとめ」もその1つだ。

前職はネットメディア記者。「情報発信を続けたい」という思いはあったが、「ブログは続いた試しがない」という鳴海さん。NAVERまとめは、URLや画像をまとめるだけで、「テキストを書かなくていいのが救いだった」。

当初は一般受けを狙い、人気のあるニュースについてまとめていたが、数百~数千程度のPVにとどまった。万単位のPVが来るようになったのは、個人的に気になることをまとめはじめてからだ。

最初のメガヒットは、「としまえんプールの広告が毎年すごい」というまとめ。「家がとしまえんと近くて、毎年広告を見て気になっていたので、調べてまとめてみた」ところ8万PVを超えた。34万PVを稼いだ「「FC2」と呼ばれる謎の会社まとめ」を作ったきっかけは、エロ動画への興味だ。「FC2には何でこんなにフリーダムにエロ動画があるんだろう」と友人に聞いてみても誰も知らず、「謎すぎるので調べてみて、それをまとめてみた」結果がヒットにつながった。

「狙っても当たらないし、狙わなくても当たる。何が当たるかは全然見えてない」というが、ヒットしたまとめに共通しているのは「個人的な興味のままに作った」こと。最近は、「心のおもむくままに作れば当たる」と確信を持っている。

「それが誰かの役に立つかもしれない」

調べものする際、Webブラウザでたくさんのタブを開くという鳴海さん。「何もせずにタブ閉じるともったいない気がする」ため、開いたタブのURLをまとめておくクセがついている。「これまでは自分の中にとどめていたものをNAVERまとめで流すことで、誰かに届いたりするのがいい。まとめて『公開』ボタンを押すだけで公開できるし、それが誰かの役に立つかもしれない」

まとめが評価されるのも楽しいという。「ブログなどで自分の意見や考えを説明し、評価されるのは難しくて、それができるのは一部の人だけだと思うけど、NAVERまとめなら、情報をある切り口で集めてまとめるだけで、文字を書かなくていい。それがたくさんの人に読まれたら、自分の発想やセンスが評価された気になって楽しい」

まとめた時すぐに反応がなくても、忘れた頃に突然ブレイクし、数万人に読まれることもある。「いつ何が読まれるか分からないので、自分が好きな言葉とか、まとめに残しておきたい。まとめた時点で、自分の役に立っているから、あと数人の役に立てばいいな」

NAVERまとめはPVなどに応じて、報酬が受け取れる。鳴海さんは「月3~4万円はコンスタントに稼げていると思う」が、独占したくはないという。一次情報を発信し、まとめの情報源となってくれている人たちに還元したいと考えており、ブロガーや記者の友人を呼んだ飲み会代に使っている。

まとめは仕事にも役立つ

まとめが仕事に役立ったこともある。インタビュー取材に行く前、インタビュー先の企業について調べ、URLをNAVERまとめにまとめたところ、インタビュー相手がまとめを見つけ、Twitterで「ありがたいまとめができた」とつぶやいてくれた。

「インタビューの時に『まとめ作ったのは僕なんです』という話をしたら、『勉強してくださったんですね』とスムーズに会話が始まった。企業の広報さんが記者のかいた記事をまとめたり、就活生が、就職したい企業についてまとめたり。何かと使えるところはあるんじゃないかなと思う」

(岡田有花)

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