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ぼっちの「ザ・インタビューズ」15日目(後編)(最終回):ザ・インタビューズがぼっちに残したもの

nanapiトピックス
これまでのあらすじ
友だちが非常にすくない"ぼっち"の筆者が、なぜか「ザ・インタビューズ」に登録したが、まったくインタビューが来ず、陰鬱な日々を過ごしていた。その後インタビューが届いたものの継続はせず、再度インタビューが来るように悪あがきするが徒労に終わっていた。そして、さらに1週間が過ぎ、ついに別のアカウントから自分自身に質問することにしたが……?ぼっちの「ザ・インタビューズ」15日目(前編):最終手段はこちら

自問自答は使える……?

「ザ・インタビューズ」のアカウントを2つ持っている筆者。数時間前、副アカウントを使って、本アカウントへインタビューを送った。つまり、自問自答を他人に公開することにした。

ふいに妄想が広がる。仮にFacebook内に気になる男子がいたとき、この「自問自答」は使えるのではないか?

たとえばこんなやりとりだ。

1)副アカウントで「あなたの好みの人はどんな人ですか?」と本アカウントにインタビューする。
2)本アカウントで「それはですね、色白で細身で身長が170前後でわりと引きこもりな感じの人ですかね」などと、自分の好きな人の特長をインタビューで回答する。
3)その回答のリンク先をFacebookに投稿する。
4)好きな人がそのリンク先を読む。
5)好きな人「(これ、ちょっとオレと似てる……ドキドキ)」

という展開にならないだろうか。

大発見だ!新しい恋愛ツール!

――いや、待て。このやり取りをFacebookに投稿して、好きな人がスルーしたら立ち直れないんじゃないか……?

妄想はそこでやめた。現実またはネット上のコミュニケーションが充実している人々なら可能性はある。しかし、ぼっちの場合、そもそも好きな人とつながりがないのでは……。

我が身の浅はかさを知った。この大発見の検証は読者に託すことにする。

そして、結末へ……

インタビューズで自問自答した回答をFacebookに投稿してから、5時間が経過した。

ザ・インタビューズのトップページを見たが、回答に対して何らかの反応が返ってきた形跡はなかった。

Facebookの方はどうだろうか。祈る思いでサイトを開いてみたが、誰からも反応はなかった。

何がいけなかったのか。

筆者が自分自身に問いかけた「やらせ」とは誰も気づいてはいまい。インタビューの内容だって、「あなたはインターネットで何をしていますか」という当たり障りのない内容だった。インターネットを使っている人が読んでいるのだから、一人くらい「いいね!」と言ってくれてもよさそうなものではないか。

そこで気づいた。違う、筆者は大きな勘違いをしている。

インターネットを使っている人だからこそ、たいしてインターネットに詳しくない筆者が「インターネットで何をしているか」なんてどうでもいい。もっというと、筆者の――ぼっちの日常なんて興味ないんだ……。

ザ・インタビューズは「聞いてみたかったことを問いかける」サービスだ。届いたインタビューに答えれば、少なくともインタビューをした一人には読まれる。しかし、ぼっちがぼっちに出したインタビューにはそれすらない。「質問が来ない」という寂しさから最終手段の自問自答を行ったが、それは寂しさを通り越して自分への憤りを感じる行為だった。

なぜやった……!

こうして、筆者は自問自答を公開するという一種の羞恥プレイののち、ひっそりとザ・インタビューズの検証を終了した。

ぼっちがザ・インタビューズを楽しむために大切な3つのこと

ぼっちがザ・インタビューズを楽しむためには、以下の3点が重要だということがわかった。

インタビューが届くまで「インタビューしてくれ」と言い続けろ

筆者の場合、検証4日目の時点で、ザ・インタビューズで169件ものインタビューを受けている猛者(モサ子)に、「インタビューが来るまで書き込み続けなさい」とアドバイスを受けていた。これを実行していなければ、きっと1件もインタビューが来なかった。アピールしなければ誰も反応しない、当たり前である。

他人にインタビューするのは意外と楽しい

インタビューが来なかった時期に、他人にインタビューをしてみたが、これが意外と楽しかった。ぼっちなだけになかなか直接質問できないでいたことがあっさり聞ける……これは画期的だった。

運営「自分にインタビューすることはできません」←至言

ザ・インタビューズを使い始めた初日に、自分にインタビューしようとすると、「自分にインタビューすることはできません」と表示された。当初は気づかなかったが、自分自身にインタビューした結果、「自分にインタビューしてもいいけどやめたほうがいいよ」という運営からのやさしさだったのかもしれない、とすら思えてきた。

以上がこの15日間の検証結果である。ザ・インタビューズの楽しさがわかった一方で、結果的に、ぼっちがさらにぼっちな気分を味わったという側面もある。もしぼっちがザ・インタビューズを使っているのを見つけたら、温かく見守ってあげてほしい。

そして筆者はまた、ただのぼっちに戻るのであった。

今日のまとめ

次は、何だ……?

(完)

(相馬留美)

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