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"臨場感"が新しい!Twitterがお披露目した「ハッシュタグページ」を徹底解剖

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Twitter初のテレビCM!だけど、「ハッシュタグページ」って何?

先日、Twitterがアメリカのポコノで行われたNASCARのレース中継の合間に、初のテレビCMを流しました。

TwitterがテレビでCMを流したこと自体もなかなか話題性があるのですが、それ以上に注目すべきなのは、今回新たに発表された「ハッシュタグページ」の存在です。

どうやら、関連するツイートを一箇所に表示するTwitter独自の新しいブランドページのようなのですが、一体どんな楽しみ方があるのでしょうか?

今やそこら中のソーシャルメディアで誕生している他のブランドページと比べながら、「ハッシュタグページ」が提供するであろう独自の面白さを考えてみたいと思います(少し気が早いですが)。

CMで発表されたハッシュタグページ「#NASCAR

「ハッシュタグページ」の正式なリリースについてはまだ発表されていません

Twitterの「ブランドページ」と「ハッシュタグページ」の違い

そもそも、「ハッシュタグページ」とは一体どのようなところなのでしょうか?

以前にもTwitterは独自のブランドページを発表していましたが、最大の違いは「集約性」とそこからくる「臨場感」にあります。

普通のブランドページでは、タイムライン上にブランド自身のツイートしか表示されないのですが、「ハッシュタグページ」ではその名の通り、関連する様々なツイートが一箇所に表示されます。

そのため、ブランドだけで運営している従来のブランドページよりも豊富な視点からのつぶやきが多くなります。

また、関連ツイートの集約によって自然と投稿数も多くなるので、流れの早い臨場感のあるタイムラインが同時に形成されるのです。

更に、「ハッシュタグページ」には独自のアルゴリズムが用いられているので、ハッシュタグ検索によって流れてくるつぶやきよりも関連性の高い情報だけが表示されます

普通の「ブランドページ」

  • 流れてくるのはブランド自身のツイートだけ(この場合は「ローソンクルー♪あきこちゃん」のつぶやきだけ)
  • リアルタイム性はあるが、臨場感を生み出すほどには至らない

新しい「ハッシュタグページ」

  • ブランド自身のつぶやきだけでなく、関連するツイートもまとめて表示
  • ハッシュタグ検索ばりの臨場感がある
  • 従来のハッシュタグ検索よりも精度が高い

他サービスのブランドページとは何が違う?

Twitter自身のブランドページとは異なることが分かりましたが、他のソーシャルメディア上で展開されているブランドページとは何が違うのでしょうか?

「ハッシュタグページ」のような豊富な視点と臨場感を持つブランドページは他のサービスではできないのでしょうか?

ここでは「Facebook」によるフェイスブックページと「NAVER」による公式まとめを比較対象として紹介してみたいと思います。

「会話型」のフェイスブックページ

フェイスブックページの特徴は何と言っても「中の人」と交流ができることです。

これは、投票機能や特定の投稿に対するコメント機能といった、フェイスブックページ自体がファンとの交流に適した作りになっているために生まれてきた特徴だと思われます。

また、流動性のあるタイムライン形式ではありますが、ハッシュタグページのように関連する投稿を集約するわけではないので、流れはあくまでも緩やかです。

そうした、交流に適した作りと緩やかな流れを持っているために、フェイスブックページは、中の人と話しているような「会話型」のブランドページを形成できているのではないでしょうか。

「資料型」のNAVER公式まとめ

先ほどのフェイスブックページが交流主体なら、NAVERが先日発表した公式まとめは「資料型」のブランドページです。

公式まとめ最大の特徴は、ネット上に分散している情報が一箇所に集約されているところです。

ニュース記事やブログの投稿、それに一般ユーザーのつぶやきまで、ブランド独自の発信だけでなく、第三者による多くの関連情報まで公式まとめには集まります。

この点はハッシュタグページと同じなのですが、一つ決定的な違いがあります。

というのも、公式まとめでは情報の信憑性を維持するために、ページの更新をNAVERまとめ編集部が手動で行うので、臨場感は生まれにくいのです。

そのため、豊富な視点を含んではいるのですが、あくまで静的な「資料型」のブランドページと言えるのではないでしょうか。

目指しているものが異なる他サービスのブランドページ

ここまでハッシュタグページと他サービスのブランドページの比較を行なってきたわけですが、サービス毎で目指しているものが違うということがわかったのではないでしょうか?

  • 「フェイスブックページ」…視点は一つ、流れは緩やか
  • 「公式まとめ」…複数の視点、流れは(ほぼ)無い
  • 「ハッシュタグページ」…複数の視点、流れは早い

そして、違いがあるからこそ、「ハッシュタグページ」は新しい可能性をもたらしてくれると言えるのです。

ハッシュタグページは、「体験型」のブランドページ

「体験型」のハッシュタグページ

では、上記の2種類のブランドページと比べて、Twitterの「ハッシュタグページ」はどのような特徴があるといえるでしょうか。

端的に言うなら、それはリアルタイム性からくる臨場感だと思います。

Twitterとは本来、情報がストックされずに一方的に流れていくソーシャルメディアです。

「ハッシュタグページ」には、その本来の特性を活かした、非常に臨場感のあるつぶやきが集まるのではないでしょうか。

更に、様々な人からのつぶやきが集まる場でもあるので、対象ブランド周りの様々な出来事を、同時多発的に楽しむこともできるでしょう。

実際、今回の「#NASCAR」でも、観客からレーサーに至るまで、イベント周りの様々な出来事に関するつぶやきがリアルタイムに流れたようです。

しかし、流れが早く、ストックもできないので、過去の情報を遡ることや「中の人」と交流を楽しむのは難しそうです。

そのため、「ハッシュタグページ」はブランドに対する恒久的な窓口としてよりも、イベント毎の一過性のブランドページとして利用されていくのではないかと考えられます。

そういった意味で、「ハッシュタグページ」は他の2つのブランドページとは違った、単発のイベント(ブランド)をターゲットにした「体験型」のブランドページと呼べるのではないでしょうか。

ブランドページの特徴まとめ

さいごに

「ハッシュタグページ」がこれからどのような展開を見せるかは、今回のキャンペーンの結果いかんだと思われます。

ですが、「ハッシュタグページ」がこのまま続けられるようなら、スポーツの試合やライブフェスなど、「生」にこだわるイベントの一過性のブランドページとして私たちを楽しませてくれるのではないでしょうか?

先行きはまだ分かりませんが、ライブイベントの新しい楽しみ方を運んできてくれそうな「ハッシュタグページ」の本格的な導入を期待して待ちましょう。

(北尾 泰樹)

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