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  5. 来年は1つ上の家計簿解析をしよう!ExcelとOCN家計簿でより深い分析をする方法
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来年は1つ上の家計簿解析をしよう!ExcelとOCN家計簿でより深い分析をする方法PR

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はじめに

節約のために家計簿をつけようとしても、一番面倒なのは、集計のところだったりします。

とりあえず入力はしたけれども、あとで見返すという作業をやらないままという人もいるのではないでしょうか。

家計簿で重要なのは、自分の収支を把握した上で、次の月で改善をすること。入力をしっかりとやるよりも、見返す作業をしっかりやるほうが重要とも言えます。

そこで便利なのは、OCN家計簿のCSV機能を使い、Excelでやることです。

私の場合

私の場合は以上のようなまとめかたをしています。

まず、時間がかかる入力の部分をOCN家計簿に一度すべてのデータを集めるという行為をします。日常消費で使いやすいZaimを使いつつ、銀行やクレジットカード、Amazonのデータを集めてしまっています。

Zaim以外のところは、すべて自動で記帳してくれますので、手間としてはたいしてかかっていません。

そして、集計の部分は、もっとも使い慣れているExcelを使っています。ここでの操作は、あくまで次につなげるためのデータの加工です。

CSVでエクスポートできる!

OCN家計簿では、様々な銀行口座やクレジットカード、Amazonの明細を自動的に1つにまとめて見ることができます。

たとえば、上記例だと、Amazonで買った本などの情報も出てきており、とても楽に家計簿をつくることができます。

しかし、しかし、これらの情報を見返すためには、この画面では物足りません。

筆者のオススメは、見返す時はいったんCSVに吐き出してから使ってみることです。

家計簿リストの右側に「家計簿データ」というものがあります。ここをクリックするとCSVファイルがダウンロードできます。

ちなみに資産もCSVでダウンロードが可能です。

なぜExcel上で操作をするか?

では、なぜExcel上で操作をするほうが便利なのでしょうか?

まず、多くのデータを扱う際に、Excelを介していると、複雑な作業が可能になります。一度に入力をしたり、ソートをしたり、表記を一括で置換するということも可能になります。

家計簿のデータは、ただ眺めるだけでは意味がなく、いろいろな角度から操作をして、分析する必要があります。

このような作業は、仕事での数字の分析に似ています。ビジネスマンであれば、多くの人がExcelを使って数字を分析することも多いのではないでしょうか。

一度CSVに落としてしまえば、仕事と同じ形で家計簿も分析をすることができるようになります。

OCN家計簿を使っていれば、入力の大部分は自動的に出来るので、本来すべきである分析に時間をかけることができるようになるのです。

分析の例

それでは、分析の例をいくつか紹介します。

超基本例

まず基本的なところでいうとある程度のカテゴリでサマリーのグラフを見るということができます。

円グラフで見るということがあります。これに関しては、ほとんどの家計簿サービスでもあるので、よくあるパターンですね。

また、線グラフにするというのもあります。これも基本的ですね。上記は月別で食費を見たパターンになりますが、9月と12月があがっていたりします。

これを見て「9月は上半期の終わりで、飲み会が多かったからな・・・」とか「年末は外食が多いな」などがわかります。

ここで重要なのは、結果を見て、「そうなんだー」で終わらないことです。そこからさらに仮説を立てて、さらに細かい数値を見ていくことで改善につなげることが大事です。

応用編

上記のように、落としてきたcsvをまとめてグラフにするだけでは他の家計簿サービスと同じで、あまりExcelを使う必要はありません。

そこで、仮説を元に細かいジャンルにまで落とし込んで収支をチェックしてみましょう。

食費、主に外食の11月データを取り出してみました。

これを平均で出すと

1761円となります。

「そっかー、1761円を毎日使っているんだ」となりがちですが、これだけでは不十分です。なぜなら、1日1万円を超す日(後輩におごった!など)もあれば、500円で済む日もあるため、平均を見るだけはわからないことも多いのですね。

そこで、まずは中央値を出してみます。

中央値とは、データを並べた時にちょうど真ん中に来る値のことをいいます。Excelでは「=MEDIAN(範囲1:範囲10)」というように関数を使えば一発で出ます。

すると

このように中央値がでました。食費のように、毎日のケースと、飲み会などがあり、大幅にあがるケースとでは差が出過ぎる場合などにはよく使います。

さらにグラフの「散布図」を使うとより可視化できます。

飲み会があったり、イベントがあるとがつんとあがることが多いですが、たしかに1200〜2000円の間あたりが多そうです。

つまり、毎日使っている使っている額としては、このあたりを基準に考えるといいのですね。普段は1200円くらい使う日が多いのに、「1日1700円近く使っているから、これを1400円まで抑えよう」と考えてしまうと、間違った対策をしてしまうことにあります。

一度中央値を知っておくだけで

  • 毎日よりも一回の支出を減らしたほうがいいのでは?
  • 毎日の出費を1000円にして、飲み会などはパーと使うほうがいいか?

などの対策を立てることができます。

さらに、ここからシミュレーションをしてみます。たとえば、後輩におごった13000円が大きいなと思ったら、そこをいかなかったと仮定してみます。

ためしに1000円にしてみました。すると

1日平均が400円以上も下がりました。つまりは、毎日の支出を下げるよりも、一回の大きな出費をいかに減らすか、というところを考えたほうが、より効率的にお金を節約できるのではないか?という風に考えることができます。

他の使い方

ここでは、感覚的にも簡単にわかる事例で行いましたが、このように、細かくExcelで分析することで、より効果的な施策を行えるようになります。

他にも

  • STDEVで標準偏差を出してみる
  • ヒストグラムで視覚化してみる
  • 自分と似た、平均の家計簿データと比較してみる
  • CORREL関数を使い、相関を求めてみる

などが考えられると思います。Excelの書籍や、統計の書籍などを読んでみると一層いろいろな分析ができるかもしれません。

おわりに

というわけで、OCN家計簿のCSV吐き出し機能と、それをExcelで分析する方法について紹介しました。

それぞれのデータの扱いについては適材適所であるため、様々なツールを使って、徹底的に家計簿を使い倒してしまいましょう!

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